空手は沖縄の魂なり

著者名：柳原滋雄【著】

論創社（2021/12発売）

• ISBN：9784846020842

内容説明

昭和を代表する空手家の波乱に満ちた生涯！　人生を空手に捧げた人物・長嶺将真。小学生の時に出会い、商業学校時代には「三度の飯より好き」になった空手。その後、兵士として中国に行き、帰国後は警察官に。沖縄戦をくぐり抜け、松林流を立ち上げる。那覇市議となった後には、実業家に転身……。そして、1975年に『沖縄の空手道』を刊行し、長嶺は沖縄空手の伝説になった！！　沖縄空手の伝説となった長嶺の生涯を追うと、そこには戦後沖縄の歴史が刻まれていた。著者初の本格ノンフィクション作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やま]

松林流空手の創始者の伝記であり沖縄現代史でもある。沖縄戦が空手という武道にも深刻な爪跡を残したことがわかる。

2021/12/11

[Hiroki Nishizumi]

長嶺将真の自伝。空手に関する考察はあまり深くない気がした。

2023/09/22