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内容説明
白くまはとても敏感で繊細な生きものです。些細な環境の変化や食事でお母さんが赤ちゃんを食べてしまったり、うまく育たなかったりします。自分たち以外の生物のことも考えてほしいという円山動物園の取り組みを紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
17
高図書本。飼育員・河西さんとメスグマ・ララの出産育児奮闘記。ララは過去に出産経験があるものの、育児を放棄。河西さんは何とかララの育児を成功させようとあの手この手で奮闘します。ママとして軌道に乗ったら、次は繁殖へ。絶滅危惧種のホッキョクグマを1頭でも多く誕生させたいと邁進。次の妊娠に向けて子グマは別の動物園へ。しかしそこで大失敗。男の子だと思っていたツヨシ(由来は新庄)が女の子だと判明、大ニュースに…。そこでめげないのが河西さん。日本の動物園を巻き込んでさらに種の保存を目指す姿に心打たれます。2021/11/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
平成25年度北海道指定図書 高学年(5・6年生)2019/08/01
spatz
6
子ども向けの本だが、ちょうど釧路市動物園にいったばかりで、そこでみたホッキョクグマのツヨシ(オスだと判断されて名付けられたが実はメスだったのだ!)が円山動物園で誕生したときの話がでてきて、臨場感を持って読んだ。乱獲や温暖化などで絶滅危惧されているシロクマ、各地の動物園で連携して守り、数を増やそうとしている。先日みた釧路市動物園の人気者ミルクは活発な仕草が面白くみていて本当に飽きなかった。。2015/08/25
ファーリア
3
図書館で目に入ったので読んでみた。子供向けに書かれてるけど飼育員さんの苦労がよくわかった。来年以降もかわいい赤ちゃんが見れますように2015/06/08
ひらひら
1
円山動物園でのホッキョクグマの赤ちゃん誕生を追っていく話。ホッキョクグマの事を第一に考えて、さらに絶滅危惧種を保護・繁殖させる場所を目指す動物園の姿はかっこよかった。温暖化についても触れられていたので、ただ動物の飼育の話だけで終わらないところがよかった。切っても切れない話だから仕方ないが、もう少しクマの話とのバランスが取れていればもっとよかった。2018/10/12