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内容説明
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イソギンチャクは、触手をとじた形が「きんちゃく」ににているところから名づけられた生き物。磯や潮だまりでよく見られる親しみ深い生物ですが、その生態はあまり知られていません。表紙の写真は、ウメボシイソギンチャクが子どもを口からふきあげたところ。この本のなかには、泳ぐイソギンチャクや戦うイソギンチャクも出てきます。知っているようで知らないイソギンチャクの不思議を楽しんでください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
73
色とりどりのイソギンチャクの不思議な生態を紹介する写真絵本。干潮で海水がなくなると、触手をひっこめて梅干しそっくりになるウメボシイソギンチャク。触手の先は濃い紫色で、根っこは白の美しいグラデーションが印象的なムラサキハナイソギンチャク。オワンクラゲにくっついて育つヤドリイソギンチャク。イソギンチャク同士のケンカもどこかユーモラス。きわめつけは、カニのハサミにくっつくカニハサミイソギンチャク。カニはイソギンチャクを持ってるぞ!と敵にアピールするのだが、これがチアリーダーのボンボンにそっくりで笑える。2016/12/13
鈴
18
毎年海に行っているのに、イソギンチャクを見たことないという息子。多分いつも、泳ぐことに夢中だからだろうな。来年は気がけてイソギンチャクに触れさせたい。いろんな種類のイソギンチャクがいるのにびっくり。特にカニがイソギンチャクを持ってる姿が可愛かった。2013/11/17
しろくま
16
1年生に読み聞かせ。国語の「うみのかくれんぼ」という教材との関連で読んでみました。イソギンチャクって、毒があるのですね!!しかも種類もかなりたくさん。子どもたちは口から赤ちゃんが出てくるのを見て驚いていました。2019/10/01
ふじ
16
冒頭から縮まったイソギンチャク?の姿。水場で水が引くと、その間縮むそう。これがいきもの係で薄巡査が話してたうめぼしイソギンチャクか。親もためになる写真絵本です。ハイライトとしては『①イソギンチャクは食事・排泄・出産全て口から②カニがイソギンチャク持ってポンポンみたいにして踊るのかわいい③触手には毒針が仕込まれている』です。2017/09/08
雨巫女。@新潮部
16
《書店》きれいなイソギンチャクだなあ。蟹は大嫌いだけど、イソギンチャクがボンボンみたいで可愛かった。2013/03/29