映画の詩学――触発するシモーヌ・ヴェイユ

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映画の詩学――触発するシモーヌ・ヴェイユ

  • 著者名:今村純子【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 世界思想社(2021/12発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784790717584

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内容説明

『となりのトトロ』『リトアニアへの旅の追憶』『阿賀に生きる』『東京物語』『ニュー・シネマ・パラダイス』……映画という具体的な芸術に沈潜するとき、ヴェイユの思想はどう生きられるのか。己の詩をもつ人々が放つ美の閃光を読みとく。

目次

序章 哲学、女、映画、そして……
◆第Ⅰ部 大地と詩
第1章 ファンタジーとは何か――宮崎駿『となりのトトロ』
第2章 映像という詩のかたち――ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』
第3章 叙事詩としての映画――佐藤真『阿賀に生きる』
◆第Ⅱ部 叙事詩の閃光
第4章 夜と音楽――ジャン=リュック・ゴダール『アワーミュージック』
第5章 追憶の詩学――スティーヴン・ダルドリー『愛を読むひと』
第6章 「見ること」から「創ること」へ――想田和弘『Peace』
◆第Ⅲ部 円環の詩学
第7章 沈黙における関係性――小津安二郎『東京物語』
第8章 絵画としての映画――キム・ギドク『春夏秋冬そして春』
第9章 イタリアのシモーヌ・ヴェイユ――ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』
終章 シモーヌ・ヴェイユとマヤ・デレン
付論Ⅰ インタヴュー「詩と哲学を結ぶために」辻井喬/今村純子(ききて)
付論Ⅱ インタヴュー「生きているヴェイユ」今村純子/図書新聞編集部(ききて)

あとがき
初出一覧
主要文献一覧
シモーヌ・ヴェイユ略年譜
事項索引
人名索引

感想・レビュー

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2
大地と詩: ファンタジーとは何か―宮崎駿『となりのトトロ』 映像という詩のかたち―ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』 叙事詩としての映画―佐藤真『阿賀に生きる』  叙事詩の閃光: 夜と音楽 追憶の詩学―スティーヴン・ダルドリー『愛を読むひと』  「見ること」から「創ること」へ―想田和弘『Peace』  円環の詩学: 沈黙における関係性―小津安二郎『東京物語』 絵画としての映画―キム・ギドク『春夏秋冬そして春』  イタリアのシモーヌ・ヴェイユ―ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』 2021/11/05

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