内容説明
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色味や木目がわかる平板の木材見本のほか、丸太を輪切りにした木口面の原寸大写真や樹皮の様子まで、貴重なビジュアル資料をふんだんに盛り込んだ、これまでにない「木のガイドブック」。1つの樹種につき見開きで紹介し、それぞれの木の硬さ、色、年輪の明瞭さなどの特徴や用途、木口面に見られる道管の大きさや並び方、材面に現れる杢などについても解説。木を愛する人から木のプロまで、木材加工や材料選びにも役立つ一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
日本の有用種101種を、1つの樹種につき見開き2ページずつ、「板目材」「柾目材」「丸太を輪切りにした状態の木口面」「樹皮」などの写真を掲載している。木の種類によって断面の違いもだが、断面が美しい。覚えきれないのでながめるだけだが癒された。ウッドショックが起きていている今、木の値段が上がっているが、大事に使おうと改めて感じた。2022/01/20
to boy
19
101種類の樹木について特徴を記載しているのだが、いちばん力を入れているのが、木口、板目、柾目の写真。木口(切断面)は原寸大の写真なのでとてもわかりやすい。樹皮の形も面白いが、樹皮からは想像もできない美しい断面がそれぞれ特徴があって興味深く読みました。それにしても昔の人は樹木の特徴をよくとらえてその性質を生かした使い方をしていたことに驚きです。2022/02/27
biba
6
子供の頃は技術科を習わなかったので(世代)、子供が習ったらしい技術科がちょっと羨ましいのか、こういう本がすごく気になってしまいます。板目とか、柾目とか勉強になりましたし。木口を眺めているだけでもすごく面白かったです。2024/03/27
じじちょん
4
葉や花、詳細な外見を載せる内容ではなく、代表的な樹木の切り口、板目や柾目を紹介する図鑑。材質と用途も整理されている。素人なので樹皮だけでは何の木かさっぱりだけど、切り口の特徴から「ああ、これは〇〇だ」と役に立った。こういう視点の図鑑は新鮮だし、ありがたい。2022/05/10
まる
3
技術家庭科で出ましたね、これ2023/04/16