ぜんぶ残して湖へ

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ぜんぶ残して湖へ

  • 著者名:佐藤智子
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 左右社(2021/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865280494

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内容説明

俳句の文体を更新するみずみずしい一冊
現代俳句界の若手作家として注目される佐藤智子のデビュー俳句集。光りながら読まれるのを待っている、色とりどりの176句。

現代を生きる主体と現代語の文体が抱き合うダイナミズムを感じるにふさわしい、二〇二〇年代を象徴する一冊が出現したことを寿ぎたい―佐藤文香(栞より)

目次

◆目次
1 食パン
2 微発泡
3 搬入・搬出
4 橋

あとがき
栞:ひとりぼっちの大人 佐藤文香

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

55
装画はさとうさかなさん。さとうさんの絵が好きでこの句集を購入しました。すべての句に感銘したわけではありませんが。言葉は本当に面白いと思います。言葉の組み合わせによって全く違う世界観を作り上げてしまう。短い作品でもそこに浮かび上がる世界は果てしない可能性を秘めているんだと思います。2021/12/23

けんとまん1007

47
図書館の新刊コーナーで目に留まる。手に取り、パラパラとページをめくる。なんかいい。俳句がわかるわけではないが、時々、手が止まる句に出会う。何度も、詠み返す。そう、読むではなくて詠むと言いたくなる。短いからこそ、読み手の想像の世界がひろがる。湖・・・想い出すのは、新潟の瓢湖。懐かしい。2022/02/25

アキ

4
あまり好みではなかったが、それでも心に残る句がいくつか。「今日海に行く可能性ハルジオン」、「あなミントゼリーに毒を盛られたし」、「もうみんなコーチで杏の実を拾う」、「たちくらみ不思議がりたいだけでしょう」2025/05/11

空の落下地点。

2
炒り卵とか米とか、誰かの為に働いてるのかなぁ。玄関に荷物置いて動けないのは鬱あるある。鬱の人間に向かってすぐ言うからね、奴らは、「片づけなさいよ」。そりゃ湖も行くわ、もしかしたらその底まで。底に夢野久作的世界が広がってるのよ。焼かれた烏賊はもう泳がなくていい、生きものにもあるかもしれない希死念慮のこと。親孝行は孫の顔。枇杷の家とか湖とか、琵琶湖なのかなーって。花野は雨のやつ、エレベーターが方舟みたいで綺麗です。食欲と自分との間に立つフォーク。箸よりも強く強く光るフォーク。フォークと湖の色が似てること。2024/01/01

滑車

2
題材と物の取り合わせに驚かされる。何度か読み返したい。2022/07/02

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