内容説明
小烏神社の氏子である花枝の元に、文が届く。美しさを見初められ大奥入りした、かつての親友お蘭からだった。久し振りの再会に胸を弾ませながら大奥を訪ねた花枝は、そこで思いもよらぬ申し出を受ける。後日、憔悴しきった花枝はお蘭が「誰かに呪われている」と竜晴に訴えるが......。宮司と本草学者が活躍する、草木にまつわる人気シリーズ第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
46
今回は『御伽草子』から狐絡みのおはなし。小烏神社の妖仲間に狐が加わった。2021/12/14
ちゃいろ子
32
御伽草子の玉水物語や玉藻前をモチーフに、小烏神社オールスターが活躍。 古典や、神、神社仏閣、歴史的人物など様々な知識が散りばめられ描かれているので、私にもっともっとそういう知識があれば更に楽しめるのだろうなぁと。 とは言っても知識が無くても楽しいし、小さな気づきでも、うわーとテンションが上がったり、もしくはそれについて調べて改めてなるほどーと感心したり。 とにかく楽しい。 2024/06/02
デジ姫
12
花の名前気になって調べたらアザミとは似ても似つかない花だった。いったいどの花をアザミと間違えたのか消化不良気味。2022/01/14
Norico
9
付喪神たちに、鷹のアサマもすっかり仲間入りしててなんだかやりとりがかわいい。新しいお仲間も増えちゃって、抜丸嫉妬しそうだなぁ2022/09/12
めぐぼう
3
シリーズ4巻目。泰山が竜晴のもとに狐の話だけを集めた御伽草子の本を持ってきた所から物語が始まる。「狐の草子」「木幡狐」「玉水物語」「玉藻の前」とすべて知らない話だった。玉水と玉藻のストーリーが今回のテーマの下地になっている。 昔の人は、一度口にした言葉を決して違えなかったという。それは神との誓いだったからだという。ゆえに、できないことや覚悟のないことは決して口にしなかった。言葉には魂が宿るということを忘れてはならない。一度吐いた言葉には責めを負う。言葉の重みについて語る部分が心に刺さった。2024/07/29
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