児童創作絵本 くまのクリスマス

著者名：高橋和枝【作・絵】

小学館（2021/12発売）

• ISBN：9784097266112

内容説明

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くま一家のはじめてのクリスマス。

くま一家は冬眠をするのでクリスマスをしたことがありません。でもお父さんぐまは、クリスマスのイルミネーションできらきら輝く街の様子がうらやましくてしかたありません。とうとう冬眠を先にのばして、クリスマスというものをしてみることにしました。
眠気をがまんしながら、サンタさんに手紙を書き、プレゼントを入れてもらう靴下を編み、ツリーを飾り付け…準備は着々と進みます。
あこがれのイルミネーションも、電器屋さんから買ってきました。ツリーもきらきら、おうちもぴかぴか、さあすてきなクリスマスの始まりです。
でもケーキを食べると、またしても眠くなってきました。くまたちは明日の朝、サンタさんからのプレゼントを開けるためにも、もう今夜は休むことにしましたが……。
くまたちがクリスマスに向けて一生懸命準備するさまが愛おしい、クリスマスシーズンにぴったりの一冊です。

※この作品はカラーです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kawai Hideki]

くまの家族が、初めてクリスマスをお祝いするお話。今までは、12月に入ると冬眠していたのだが、12/25まで起きることに。お互い眠りそうになったら起こしあって過ごす。クリスマスツリーを飾りつけ、見よう見まねでクリスマスケーキも作って。あとは、イブを待つばかりとなった夜、お父さんが電飾をやりたいと言い出す。電気を引いてないくま一家のため、電気屋さんがタコ足配線で山の上まで電気を届けてくれた。その夜、眠気に負けた3匹は春まで寝過ごしてしまうのだが…。電気コードはクリスマス後すぐに電気屋さんが片付けたらしい。

2016/12/18

[tokotoko]

冬になったら冬眠するのが当たり前の・・・クマ。でもこの本のクマ家族は、ずっとクリスマスがしたいーー！！って思ってたらしいです。涙ぐましい努力を重ねて、ついに体験する、初めてのクリスマス。どんな１日になるのでしょうか・・・！？「りすでんわ」もそうですが、この作家さんのお話の中はいつも仲良しパワーにあふれてて、しよう！って決めたらすぐやってみるひたむきさとか、健気さとか、あどけなさとか、・・・のんびり加減も・・・バッチリ！！読んでからしばらくの間、ホッコリ・ニッコリできる１冊です。

2015/12/13

[♪みどりpiyopiyo♪]

12がつに なった あるひ　おとうさんぐまは おもいました。「クリスマスが してみたいなあ」■おもしろかったー♪　冬眠しないでクリスマスをしてみることにした くまの家族。無事にクリスマスを迎えられるかな？　■くまさんかわいい♡　このお話、ほんと好き♡　「クリスマスをするって らくじゃありません。」笑♪　優しい人たちに助けられ、素敵なクリスマス、よかったね( ' ᵕ ' )（2015年）

2016/12/17

[anne＠灯れ松明の火]

ほかの本を検索していて、ヒット！　大好きな高橋さんのくま絵本。隣市にあったので、クリスマスには間に合わないけれど、翌年送りは残念なので予約。クリスマス翌日に読めた♪　くまさん一家はクリスマスを経験したことがない。なぜなら、冬眠してしまうから！　なるほど～(笑)　今年は、冬眠予定を3週間後に延ばして、初めてのクリスマスを味わうことにしよう。あくびをしながらも、必死に準備(笑)　優しい人が仕上げを手伝ってくれて、無事にクリスマスを満喫。ラストもいいなぁ♪　来年は、12月のおはなしライブに読みたい。　

2019/12/26

[mntmt]

かわいかった。ほのぼのする。

2015/12/15