ただしい暮らし、なんてなかった。

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ただしい暮らし、なんてなかった。

  • 著者名:大平一枝
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 平凡社(2021/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784582838848

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内容説明

モノの持ち方、人づきあい、身体のケア、変わり続ける住まい……試行錯誤の末に気づいた、いまの自分にフィットする暮らしのヒント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kum

30
10年前や20年前には確かに想像もしていなかった今の自分。時とともに変わる暮らし方や価値観に自分も思いを馳せてみた。子育て、仕事、毎日の生活。折れそうな日々も乗り越えてここまで生きてきた自分を50も過ぎたらみんな褒めて労ってあげていいのだと思う。「考えたって考えなくたって、どうせ昨日と同じ朝が来る。だったらなにも考えずに過ごした方を得だ」2023/04/30

水色系

27
ただしい暮らし、ていねいな暮らしに憧れていた「かつて」と、「いま」を比較するエッセイ。しっくりきたのが以下:人間関係が難しくなったとき、つい元通りにしたい、あのころの無垢な状態に戻したいとあがきがちだ。でも、人の心にはそれぞれ波がある(P16)。私も経験ある。自分がいっぱいいっぱいだったり相手がそうだったり。それでもまたつながるのは、やっぱりどうしようもなくタイミングと縁なのだろうなと思う、今日このごろ。【いわた書店一万円選書3冊目】2023/08/06

さくら咲く

23
赤裸々に私生活を語っている。母親への正直な感情、新米編集者時代の失敗談、バリバリ仕事をしたい母として、妻としてのの重圧、家庭環境の変化による引越しに纏わる話、等々。そして今、自分を大切に自分の心地良い速度で進む事をモットーととしている。痛く同調。自分を養生しながら新しい事も受け入れながら私もゆっくり歩いて行こう。2025/02/15

豆電球

21
民藝品を長く大切に使おうと気負って買ったはいいが全然使いこなせなかったとか、時短の謳い文句に釣られて便利器具を買ったはいいが結局棚の隅に追いやられ忘れ去られているとか「#暮らしを楽しむ」ようなものに悉く失敗している私には読んでて恥ずかしくなるような笑っちゃうような事ばかり。何が正しいかなんてものは人それぞれ。結局は周りに踊らされることなく自分に合ったモノや考え方を探し続ける日々が尊いって事なんですよね。自分のアンテナが反応しても、一旦深呼吸して冷静に考える。私もようやくここまでは辿り着けているかな。2023/07/02

joyjoy

10
3日に一度パンを焼いているが、強力粉の値上がりで、朝食を和食にするのもよいかな、と近頃は思う。パンを焼くことも、国産強力粉を使うことも、多少はこだわってきたつもりでいたが、実は習慣を変えるのが面倒で続けてきたのかもしれないな、と気づく。「正しい暮らしなんてどこにもない」という言葉になんだか救われる。そして、「ていねい」という言葉、自分でもとらえ直してみたい。2023/10/27

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