内容説明
織田信長ら群雄が割拠する戦乱の世、出雲国の戦国大名・尼子氏は毛利によって滅ぼされ、ただ一人の末裔スセリ姫は京へ落ち延びた。それから二年後、家臣山中鹿介が毛利の九州出撃の報をもたらす。「尼子は負けぬ。出雲はわれらのものじゃ」八咫烏が守神の姫は、敵の留守に出雲奪還を決意。結集した鹿介ら十勇士ととともに強大な毛利軍に戦いを挑む! 立川文庫で知名度を不動のものにした物語を、新たな構想、壮大なスケールで描く歴史小説。
目次
第一章 八咫烏
第二章 決起
第三章 上陸
第四章 合戦
第五章 浮沈
第六章 奮戦
第七章 黄泉国
第八章 永遠
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
33
目立たないけど、名作揃いの諸田さんの歴史小説。伝奇小説にもみえるが実は史実を追いかけて大事なところだけ伝奇的にしたもの。名作。出会って良かったと思える作品でした。2024/01/28
一笑
8
諸田さんの作品は初めて。十勇士と言うより、鹿之助と尼子姫とその一族の物語といった方がいいかもしれない。豪快な山中鹿之助の活躍を期待していたけれど趣が違った。途中から伝説というかファンタジーっぽくなってきて拍子抜けしてしまった。親兄弟で戦ったり、味方が敵になったり、敵が味方になったりで、心が安まることなどなかった時代。そんな時代の中にあって何度も何度も再興軍を組織して毛利に挑み尼子氏復活に挑む、鹿之助はじめとするの十勇士の存在は物語にするにはうってつけ? それにしても結末、実際にこんな伝説があるのかな? 2025/02/07
竜玄葉潤
3
月山富田城に行く前に読んでみようと思ったが、結局、月山富田城にはたどり着けない話だった。面白かったが、ノンフィクション部分がどこまでか?もちろんアレはフィクションとは理解しているが。2023/10/14
チャーリー
2
十勇士は面白くするフィクションでしょう。織田勢がバックになるのは まだこの先の話なのでしょうか。ちょっと走り読みしてしまった。2022/02/20
tako_machida
2
尼子氏再興に向けて、山中鹿介等の十勇士が活躍する話で、伝奇の要素もあり、興味深く読めました。とても読みやすかったです。2022/01/13
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