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内容説明
グーグル、トヨタにも影響を与えるレゴ。2度の経営危機を脱し、現在ではGAFAをしのぐ超効率経営へと生まれ変わった。世界一のブランド力を生かし、子ども向けブロック玩具から、教育やビジネスにも利用シーンが広がっている。価格競争や技術競争に陥らず、クリエイティビティでライバルと違いを打ち出すには!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
25
高額なレゴブロックで遊べる子どもは幸せだ。多くの親が多少無理をしても買い与えたいと思わせるレゴのブランド力。その源泉は何かと興味をもって読み始めたが、山あり谷ありの社歴を知り、どんな企業でも安泰としていられないことを学ぶ。特許切れで格安の類似品が出回り、電子ゲームが普及した時期が大きな転換期で、ブロック以外の収益を探って映画やTVに進出しレゴランドも開園したり、一時的に収益は改善するが続かず負債がさらに嵩み...。倒産が噂されるほど落込んだ谷底からのV字回復はビジネス書によく登場する成長のセオリー⇒2022/07/09
imagine
9
これは良書。あまり手にしないビジネス系だが、一級の企業ノンフィクションとして楽しめた。翻訳本ではないところも良い。著者の英語力(おそらく)と筆力の為せる技だろう。取材相手の言葉や、レゴ激動の企業史が、わかりやすく伝わってきた。ブロックそのものだけでなく、組み立てるという行為にこそレゴの企業価値がある、ということがよく理解できた。AI時代の人の価値は、文化をつくり出す力だ、とする論旨にも多いに賛同。デンマークという国の風土がわかるあとがき、端的にまとまった年表も良かった。2022/07/26
さしみ
6
レゴ社がなぜ経営危機を乗り越え、2桁成長を遂げる成長企業となり得たのか、その歴史や変化した経営手法にスポットを当てていきます。レゴ社は経営危機を経て、企業に問われる存在意義を「組み立て体験=ブロックを組み立て作り上げる喜び」と再定義したといいます。多角化戦略に走っても、これが有ればブレる事はないだろうと存在意義の定義の重要性を認識しました。冒頭に、レゴ本社オフィスの写真が掲載されていますが、企業文化を体現したワクワク感や想像力を刺激する魅力的なワーキング環境が感じ取れました。2022/03/20
Masaaki Kawai
5
レゴが世界最大の玩具メーカーとは知らんかった。ブロックだけに絞ったのが強み。ただ、一言でブロックといってもこんな展開があるとは!ユーザーの意見もすごく取り入れてるんやね。ブロックはレゴと思っちゃうような、固有名詞が代名詞となるレベルで知れ渡ってるのは強いよね。レゴシリアスプレイは難しそうやけども、やってみたくなった。2022/02/23
於千代
4
ただのブロックになぜ価値が生じるのかがよくわかる一冊。レゴの創立から苦境、そして現代までの変遷を追う。どんなに調子が良いように思えても、崩れるときには一気に凋落する。事業規模は月とすっぽんだが、自分の所属する会社も大丈夫なんだろうかと不安になってしまった。自分の価値についても考えるきっかけになった。2024/10/18
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