横浜の“ロック”ステーション TVKの挑戦 ライブキッズはなぜ、そのローカルテレビ局を愛したのか?

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横浜の“ロック”ステーション TVKの挑戦 ライブキッズはなぜ、そのローカルテレビ局を愛したのか?

  • 著者名:兼田達矢【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • DU BOOKS(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866471563

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内容説明

祝!!tvk(テレビ神奈川)開局50周年!

ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、RCサクセション、サザンオールスターズ、子供ばんど、HOUND DOG、アナーキー、THE MODS、RED WARRIORS、THE BLUE HEARTS、ユニコーン…etc
数々のアーティストにパフォーマンスの場を提供し、日本のロックシーンの礎を築き、邦楽シーンを革新したのは、横浜のローカルテレビ局だった!
『ファイティング80s』『ファンキー・トマト』『ミュージック・トマト』『Live TOMATO』『saku saku』…、
数々の音楽番組を手掛けた伝説のプロデューサー・住友利行氏のロングインタビューを中心に、
tvkがいかに独立独歩で“ロック”ステーションとなり得たのか。
その経緯と功績を紐解く、初の書籍!

●ミュージシャンをはじめ、豪華メンバーのインタビューも掲載!【敬称略】
宇崎竜童、佐野元春、大友康平、
奥田民生、宮田和弥、
丸山茂雄(EPICソニー創始者)、中西健夫(ディスクガレージ取締役会長)
近藤正司(スペースシャワーネットワーク代表取締役会長)

●書面インタビューも掲載!【敬称略】
仲井戸“CHABO”麗市、仲野茂、森山達也、石井竜也、木暮“shake”武彦、PUFFY、木村カエラ、うじきつよし、村上てつや(ゴスペラーズ)、山下穂尊(アーティスト・クリエイター)

「放送する場を作れば各社ともプロモーションのためにPVというものを作るだろう、と。
そのうち、いろんなアーティストのPVをレコード会社からの発注を受けて作るようになった。
結果、PVの数も徐々に増え、ヘビーローテーションして、そのなかからザ・ブルーハーツの『リンダリンダ』やアンジーの『天井裏から愛を込めて』が大ヒットしたんだ」
――本文より

【contents】
Prologue
第1章 横濱インディペンデント
第2章 ファイティング80s STYLE
第3章 音楽映像の時代がやって来た!
第4章 LIVE GOES ON
第5章 バトンをつなぐ
Epilogue
番組出演者一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じょうこ

10
かつてのテレビ神奈川(TVK)の1970年代後半以降のミュージックシーンにおける重要性を追っかけた渾身ルポルタージュ。宇崎竜童、佐野元春、PUFFY他ミュージシャンのインタビュー18も収録。80年代、90年代以降の音楽番組作り、人と人とのつながりが音楽とともに描かれ、懐かしさとともに楽しい読書時間だった。表紙裏表紙、章扉で使われている空撮写真(かつてのTVKの社屋とマリンタワーが見える)が郷愁を誘う。私にとっては収録を見に行った思い出と憧れ、その後の仕事人生(制作)がだぶってふんわか幸せになれた。2025/01/30

ますりん

7
「ミュートマ」「ライブトマト」「ライブ帝国」「SakuSaku」はドンズバ世代。TVKの伝説のディレクター、住友さんを軸に当時の思い出話やら、ミュージシャンインタビューやらが盛りだくさん。ちょうど先だって「EPICソニーとその時代」を読んでいたので、EPICとTVKの繋がり(丸山さんのインタビューもある!)、ビデオの普及とMVによる販促が主流となったことで巻き起こるシフトチェンジの話、その後のバンドブームとの距離感、なども興味深く読む。TVKの音楽番組の歴史は宇崎竜童さんと佐野元春さんからはじまるのだな。2021/12/11

Kb54081271Kb

2
岡山の田舎育ちで、ロックに一番飢えていた中高生時代、当時の西日本放送の夜中に放送される、ミュートマ、ビルボードTop40は、夢のような番組でした。そんな番組を制作していたのがTVK。このノンフィクションは、当時の熱い番組制作の裏側を伝えてくれます。 2022/04/20

towerofthesun

2
東京キー局への対抗心から、独自路線を模索していく中で「音楽」という強みを身につけていったTVKの軌跡を、住友利行という局立ち上げ一期生の存在を軸にまとめた力作。関わったバンド、アーティストを見ていくだけでも、TVKがかつての「バンドブーム」を作った一つの大きな土壌だったのだとわかる。多チャンネル化時代と入れ替わるようにして住友氏は退社したが、そのさらに先のネット時代サブスク時代に、何を思うのか? 学ぶべきところがあるとすれば、「オルタナティブとして時代時代にアジャストしていく」という姿勢だろうか。2022/02/15

AMOROS

1
サンテレビでよく見てた音楽番組の数々。先月復活した saku saku も音楽番組やね。2022/09/04

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