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内容説明
Z世代、コミュニティ、カルチャー、メタバース、D2C.......。
ブランドリサーチのプロが教える、マーケティングの最前線!
激変する時代の中で、マーケターには何ができるのか?
最近、前のようにモノが売れない
そんな声をよく聞くようになりました。
それもそうです。市場が成熟し、モノやサービスが溢れている中で
「まだ行き渡っていないけれど、『みんなが欲しい何か』がある」と
いう考え自体が幻想に近い。
さらには、SNSを通じて企業のふるまいそのものが、
消費者から見えるようになり、企業のマーケティングの役割は
大きく変わろうとしています。
では、どうすればいいのか。
本書では、
Nikeは、なぜ「チーフ・サステイナビリティ・オフィサー」を設けたのか?
リアーナが立ち上げたFentyが、なぜここまで支持されるのか?
百貨店Selfridgesは、なぜ店内にスケートボード場をつくったのか?
など、100以上の事例を通じて、その答えを探っていきます。
世界のマーケターの取り組みからマーケティングの
〝新たな可能性?と〝面白さ?を見つけたいと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山のトンネル
5
★3海外の事例をもとに世界的な潮流を概観するとともに、海外の先駆的な考えを持ったz世代の価値観に触れることができる。今後のz世代に向けたマーケティングを考える上で色々と発見のある1冊。2022/02/17
Jessica
4
Z世代としてアメリカを横目にみながら育った日本人として、「その通り!」感が強く、信頼して読める本です。ゴースティングの際の行為の非対称性に大いに納得し、メンタルヘルスの問題に至ってもまさに自分のことのようだと少し感動すらしました。ここまで知られていると、資本主義に生きる我々としてモノを買わざるを得ないのかなと思います。2023/01/30
まさき|SNS採用に強いフリーランス
4
✅マーケターは嫌われる職種だと思います。 マーケターは、満ち足りて暮らしている人に近づいては、頼まれてもいないのに、気を引いたり、不安にさせたり、プライドをくすぐったりして、余計にモノを売りつけているから ✅今、未来への約束が問われている。ブランドのストーリーや思想はもちろん、それをどのようなプロセスでかたちにしているのか、どのように売ろうとしているのか、具体的な行動も問われている ✅「みんなが使ってる」よりも「私が推せる」方が大事2022/09/10
ゆういち
3
日本のマーケターは疲弊している。確かにそうかもしれない。古い体質のまま、サラリーマン的に社内調整を取るだけの会社も少なくないと思う。マーケターはもっと外に出ろ、この言葉が示すように、複雑な社内や生活の中でいかに生活者を幸せにするかが重要で、売上は結果としてついてくる。その順番が逆転しがち。 本書では、メソッドではなく世界の潮流を具体例を用いて説明してくれている。顧客理解から先の生活理解がキーワードになるのかもしれない。2022/12/11
ちきゅう
2
世界のマーケターというよりも、日本のマーケターが世界のトレンドを紹介するという内容。社会的意義などこれまでと違った多様な成功例があり画一的な正解が見出せなくなっている現状を示しているかと思う。メンタルヘルスがキーワードと言われた点はなるほどと感じた。2022/12/17