講談社文芸文庫<br> どこか或る家 高橋たか子自選エッセイ集

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講談社文芸文庫
どこか或る家 高橋たか子自選エッセイ集

  • 著者名:高橋たか子【著・その他】
  • 価格 ¥1,562(本体¥1,420)
  • 講談社(2021/12発売)
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  • ISBN:9784061984615

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内容説明

すべて素顔の私。私らしい文章40篇を厳選――小説の中に表われる作家の分身……。自身そのように小説を書いてきたけれど、それは、<私>という人間そのものでは、決してない。おさない頃の京都の記憶、日々の生活を楽しんだ鎌倉、親しい友との旅、出会い、そしてパリでの霊的体験……。書きつづってきた文章の中から、40篇を選び出してみた、ほんとうの<私>をわかっていただくために。
◎高橋たか子「今、人生の最終段階にいる私は、私という者が大体どういう者であったかを、すくなくとも、すでに書いたエッセイをざっと並べる形において、わかっていただきたい、と思う。大体、と書いたが、全体は神のみぞ知る。<「著者から読者へ」より>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoru

62
人生の後半からカトリック信者として生きた高橋たか子のエッセイ集。『テレーズ・デスケール―』に惹かれランド地方を旅した経験、遠藤周作や大庭みな子、ジュリアン・グリーンや埴谷雄高といった文学者との交流、信仰と自分について語っている。フランスでは「証言」が本当のことを語ることを意味するという記述。ボーヴォワールの自伝映画を見て「日本において徹底した自己表現がその女の魅力を構成すると人々の感じるようになる時代がくるかどうか…私は懐疑的である」と書いている。彼女の文章は明晰で美しい日本語であり、読み返すたびに→2021/11/07

瀬希瑞 世季子

3
高橋たか子の小説を読むにあたってのガイドとなるようなエッセイが多く収録されており、絶版が悔やまれる。2022/07/11

アメヲトコ

2
著者自選のエッセイ集。自己の内へ内ヘと向かう文章のスタイルがどうにも私には合わず。他者について語るIII部が一番すっきりきたというのはつまりは相性が悪いのでしょう。こればかりは仕方がない。2016/08/16

カオル

1
1か月かけて少しずつ読み進めた。フランスへの旅行記であり、宗教本であり、文豪交遊録であり…て感じ。時間があるときゆっくり読み直したい。2014/08/15

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