内容説明
薄紅色の瞳を持つことから気味悪がられ、虐げられて育った吉乃。多額の金銭と引き換えに遊郭に売られた吉乃は、遊郭の頂点に立つ男・咲耶にある異能を見抜かれる。吉乃が流す涙には“惚れ薬”の効能があり、それは遊郭で天下を取れることを意味していた――。しかし、吉乃の力に気づいた遊女や妖たちに吉原内で狙われることになり・・・咲耶は、吉乃を守ると誓う。「お前は俺の最愛の花嫁だ」――架空の遊郭を舞台にした、花嫁シンデレラ物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ai*
10
遊郭が舞台というのは魅力的だった。異能が絡んできているけど、主人公以外に異能のある人物が出てきていない。もっと広がりがあってもよかったな〜と思った。2023/12/30
which
5
最初は、鬼の花嫁に似てる話かなぁと思ったけどあっちは現代、こっちは花街?吉原が舞台。まぁよく言えば読みやすい、わかりやすい話だったなと。あんまりハラハラワクワクはしなかった。先が読める。私が同じような話を読みすぎなだけかもしれないけど。2022/02/27
sion
2
ここの花魁は心も奇麗じゃないとなれない茨の道だ。 じゃないと魂が汚れてしまう。2022/04/15
はるひ
1
物語が物語になっていない…… ラストもあやふやだし、全然シンデレラストーリーじゃないです。読むだけ損。
早帆ママ
1
丸く収まって良かった。鈴音さん、カッコ良い!!2021/12/09