Amazon Mechanism (アマゾン・メカニズム) ― イノベーション量産の方程式

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Amazon Mechanism (アマゾン・メカニズム) ― イノベーション量産の方程式

  • 著者名:谷敏行【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2021/11発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296109654

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内容説明

アマゾンの事業成長のメカニズムを初めて体系化した1冊。
新規事業はアマゾンに学ぼう。

「GAFA4社で
日本企業と最も相性のいい
仕組みを持つのがアマゾン。
その全容を体系化した意義ある1冊」
―― 早稲田大学ビジネススクール教授・入山章栄氏 推薦

**************************
◆ アマゾンのイノベーション量産の方程式

【ベンチャー起業家の環境】
   ×【大企業のスケール】
      -【大企業の落とし穴】
         =【最高のイノベーション創出環境】
**************************

本書では、この方程式を実現するための
「アマゾン・イノベーション・メカニズム」を
24個の「仕組み・プラクティス」に分解して解説します。

【著者より】

「日本の失われた30年とは、同時に
イノベーションを生み出す力を喪失した時間でもありました。
なぜ、日本からイノベーションが失われてしまったのか――。
ソニー技術者から出発して米国西海岸に渡り、
およそ20年の時をへてアマゾンの一員になったとき、
私は「ここに答えがあった」と思いました。

最高のイノベーション創出環境を実現する
「アマゾン・イノベーション・メカニズム」は
日本企業において再現可能であり、
私たちの閉塞感を力強く打破する
実践的かつ深遠な「解」となります。

アマゾンのイノベーション創出の仕組みを、
エンジニア出身の私が
「リバースエンジニアリング(逆行工学)し、
体系化したのが本書です。
読者の皆さまの企業がイノベーションを生み出し、
成長するための参考になればと願っています」

目次

はじめに ソニー技術者として抱いた疑問の答えがアマゾンにあった
序 章 シリアルアントレプレナーとジェフ・ベゾスの共通項と違い
第1章 「普通の社員」を「起業家集団」に変えるアマゾンの仕組み・プラクティス
第2章 大企業の「落とし穴」を回避するアマゾンの仕組み・プラクティス
第3章 経営幹部「Sチーム」の果たす役割
第4章 イノベーション創出に関わるベゾスのキーフレーズ
終 章 なぜ今、あらゆる企業と個人にイノベーション創出力が必要なのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkokon

3
【独自の文化には独自の言葉が宿る】○PR/FAQ:サービス開発に着手するまえにそのサービスのプレスリリース・FAQを作る。それによってサービス・製品のコンセプトが明確になり、顧客志向でのイノベーションが具体化する。○カスタマー・オブセッション、常にDay1のままで、桁外れの発見、ミショナリー。○アマゾンには「組織を表す独自の言葉」がある。カルチャーを作るとはそういうこと。そして、シンプルだが顧客志向とイノベーションを強制する、RP/FAQは極めてフィットするツール。これは使いたい。2022/04/08

中嶋 太志

3
連続的にイノベーションを起こすために重要なのは人材と仕組みだ。優秀な人材は、挑戦的なミッションや優秀な同僚などに引き寄せられて集う。現状に囚われず3〜5年後の顧客ニーズを起点に構想して逆算して考える仕組みと、不要な社内政治や曖昧な表現を排除し新規事業に注力できる体制を構築することが大切。新規事業に従事する人材はこれに専念させ、経営幹部が直接コミットし既存事業とのカニバリゼーションも推奨し、成果ではなくインプットによる評価をする。顧客中心で、長期思考で、発明を続ける。2022/01/30

さーふアザラシ

2
第一日めの精神。幹部からPR/FAQを書く。3d★52024/01/31

takao

2
・新事業の提案は PR/FAQで。PRはプレスリリースの形式。その後に想定問答。 ・one-way door かtwo-way doorか。新規事業に進んでも、失敗しても引き返せるのか、できないのか?後者(one-way door)なら慎重に。 2023/01/02

Kim

2
顧客視点でと言うのは簡単だけど、プレスリリースを最初に書くことで想像していた事柄がより具体的になること、具体的になるからフィードバックも得やすくなって、改善につなげられる...と実践に移せる文化はそう簡単に造られるものじゃないなと感じました。

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