余暇の社会学

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

余暇の社会学

  • 著者名:加藤秀俊
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2021/11発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569212463

ファイル: /

内容説明

一生七十万時間のうち、みなさんだったら五万時間ぐらいが会社にはいってから働く時間でしょう。のこりの五十数万時間というのは自己実現のための時間なのです。その時間を居眠りしてくらすこともできる。マンガを読むのも自由。マージャンをするのも自由。デートをして遊びに行くのも自由。なにをするのも自由。しかし、これはうれしいことのようにみえて、これほどおそろしいことはない。自由のなかで自分自身がその自由を選択しなければならない。つまり、だれからも拘束されないということはよろこびだけれども、それ以上の苦痛であるということ。仕事と余暇――逃れることのできない現代人のテーマを見事に切りとった話題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

0
講義録のような文章で、読みやすい。余暇というのは特権的なものだったが、世俗的なものになって、むしろ自由ではなくなったというところは本当に目を開かれる感覚だった。ボードリヤールやカイヨワといった私が大学時代に読んだ人が多く出てきて関連していることも実感した。2018/03/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1923033
  • ご注意事項

最近チェックした商品