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内容説明
この刑事は鬼か仏か。ヤクザが恐れた男。
暴力、殺人、抗争、恐喝、闇金、地上げ、反グレ、けん銃、覚せい剤、エンコ飛ばし。
社会の裏面で蠢く、そんなヤクザたちと常に対決し、身を徹して表社会との防波堤となってきた人たちがいる。
暴力団犯罪を専門とする警察の捜査員たち、いわゆる「マル暴」だ。
日々の柔剣道訓練で体を鍛え抜き、組員の威勢や恫喝にひるまず、巧妙化する暴力団の知能犯罪を見抜き、取調室でヤクザ一人ひとりの人生と対峙する。
四ツ木斎場暗殺事件、日本医科大学病院ICU射殺事件、群馬前橋スナック銃乱射事件、住吉会幹部らによる東京防潮堤工事入札談合事件、岡本ホテル預託金詐欺事件、極東会幹部らによる小指切断重傷傷害事件、山口組幹部らによるC型肝炎薬ソバルディ詐欺事件など。
警視庁において40年にわたって暴力団捜査にかかわり、社会を震撼させたヤクザ犯罪をいくつも解決に導いた「剛腕マル暴」が、その捜査秘録を初めて明かす。
これが暴力団捜査のリアルだ!
(底本 2021年11月発行作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
44
大変面白かったです。が、ヤクザがらみの話なので、思わず目を背けるような記述もありました。著者は警視庁で40年にわたり暴力団捜査に関わった元刑事。 ドラマや映画のネタになりそうな話がたくさん詰まってます。2022/06/08
おいしゃん
23
【2024-44】著者は元マル暴の警視。ここまで事件の実例を細かに書いて報復されないかと、ヒヤヒヤする臨場感もある新書。2024/03/14
ミエル
23
マル暴刑事の業務内容なんてフィクションでしか目にすることは無い。やはり知らない世界の話は興味深い。何かの役に立つ読書ではなくても面白い、面白ければそれで良い。とにかく、本作は読みやすく分かりやいのが素晴らしい。簡潔で過不足ない文書は、きっと現役時代に調書作成で鍛錬されたからなのではないかと推測。こうした特殊な職業人の著作にありがちな選民意識や自画自賛もない所も素敵。全編を通して謙虚で血の通ったお人柄が伝わり、現在の活動を語った最終章で胸が熱くなった。再就職ではなく、前職の強みを生かした企業とは恐れ入る。2023/05/16
GAKU
19
斜め読み。2022/01/25
スプリント
17
どこまでが真実かわからないが個々のエピソードは面白い。2025/08/03
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