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内容説明
北欧アイスランド発、新たな定番絵本! 冬、布団から出てこない女の子は外の様子が気になりだし……。手作り遊びのアイデアも満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
216
アイスランド絵本大賞およびアイスランド女性文学賞児童・ヤングアダルト部門受賞作品ということで読みました。アイスランドの絵本は、初読です。 さむがりなのにアイスランドに住んでいたら辛いんでしょうね。だからこそ色んな工夫が生まれます。 私の妻も超寒がりです(笑) https://www.heibonsha.co.jp/news/n44873.html2022/01/05
シナモン
127
表紙の青とスティーナの表情から寒さ、冷たさが伝わってくる。好奇心で心が満たされていくスティーナ。どんなに工夫を凝らしても寒さから逃れられなかったのに、心があったかくなると、体も暖かくなるんだな~。2022/01/06
アキ
96
アイスランド女性文学賞・ヤングアダルト部門、アイスランド絵本大賞受賞作。ラニ ・ヤマモトは、ボストンからレイキャヴィークに移り住む。翻訳・朱位昌併もアイスランド在住。アイスランド公認ガイド。本書はアイスランド文学センターの助成金を受けた。やっぱり、アイスランドは寒いのですね。それにしても必要は発明の母。ぜんじどうトースター、ふたつとびられいぞうこ、つまさきゆたんぽなど、発明に忙しい。でも外に出て笑いながら走りまわると、体はとても暖かくなった。友達と一緒だと、もっと暖かい。表紙と最後の絵の違いがいいですね。2022/02/12
美紀ちゃん
85
今の時期にピッタリな話。 白い羽布団が温かそう。 癒される。 寒いアイスランド。寒い。 温かい家の中のスティーナは寒くて、 寒い外にいる子供達は温かそう。 全部があべこべ。 最後に思いついたやつ。羽布団で作った上着を見て思ったけど、ユニクロだね。(アイスランドにはユニクロないのかな?) ホットココアのレシピあり。真似したい。 温まるストーリー。 絵本だけど、子供用ではなく、ヤングアダルト〜大人。 中学校に入れたい。2021/11/27
seacalf
65
アイスランドからきた絵本。夏でもアイスを食べず屋内の活動でも大きな白い羽布団にくるまっているスティーナ。可愛らしくてユニークな彼女の発明メモの数々がこの絵本の魅力のひとつ。カップ用ミトンやつま先ミトンなど欲しくなっちゃう。あったかタオルヒーターも最高だな。白夜の季節に入るとさらに寒くなり、スティーナのさむがりな様子もどんどんエスカレートしていくが、風と共に訪れた友達をきっかけに彼女の心が変化していく。今までとあべこべな行動に新たな暖かさを発見した彼女の表情がとてもいい。他にはない独特の余韻を残してくれる。2022/12/24