GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

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GAFA next stage ガーファ ネクストステージ―四騎士+Xの次なる支配戦略

  • ISBN:9784492503355

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内容説明

「読者が選ぶビジネス書グランプリ2019 総合第1位」
「ビジネス書大賞2019 読者賞」
日本にGAFAという言葉を定着させた15万部のベストセラー
『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』著者最新刊!

コロナで肥え太った巨大帝国が「再び」世界を変える!
彼らは何を壊し、何を創るのか? 私たちは彼らの世界でどう生きるのか?

【本書の主な内容】
・四騎士+Xが世界を「絶望の赤」と「希望の青」に塗り分ける
・新型コロナは「時間の流れ」を変えた
・痛みは「弱者にアウトソーシング」された
・強者はもっと強くなり、弱者はもっと弱くなる。あるいは死ぬ。
・ポストコロナで勃興する新ビジネス
・パンデミックはすべてを「分散化」させた
・台頭するディスラプターズ
・GAFA+Xの暴走に対抗する
…ほか

【世界的権威が示す「GAFA+X」時代の希望】
・「青い聖騎士」の登場
・「プロダクト時代」のはじまり
・「フライホイール」「ランドル」をつくれ
・彼らの「新たな獲物」を予言する
・「最強のディスラプター」の8つの特徴
…ほか

【本書で紹介されている「+X」企業】
テクノロジー:マイクロソフト
観光・ホテル:エアビーアンドビー
寝具:ブルックリネン
旅行:カーニバル
保険:レモネード
動画配信:ネットフリックス
医療:ワン・メディカル
フィットネス:ペロトン
金融:ロビンフッド、パブリック
小売:ショッピファイ
音楽:スポティファイ
自動車:テスラ
SNS:ツイッター、ティックトック
配車サービス:ウーバー
メガネ:ワービーパーカー
シェアオフィス:ウィワーク

【GAFA+Xが狙う「次なる獲物」は、あなたの業界かもしれない】
GAFAは今後5年で収益を1兆ドル増やす必要がある。
そのためには新しい市場への参入が求められ、さまざまな領域に入り込んでいくことになる。
ウサギの肉で都市を満たすことはできない。もっと大きな獲物が必要だ。(本文より)

【前著 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』読者の感想】
「皮肉とユーモア満載で面白い!ぐいぐい引き込まれた」
「読者を魅了する天才だ。知的で思慮深く、皮肉屋でありながらユーモアに溢れている」
「革命がこんな形で起きているとは!!本書を読むまで気づくことができなかった」

目次

イントロダクション
新型コロナは「時間の流れ」を変えた
「GAFA+X」はパンデミックでより強大になった
極小のウイルスが「特大の加速装置」になったわけ
危機はチャンスをもたらすが、それが平等とはかぎらない
痛みは「弱者にアウトソーシング」された
第1章 新型コロナとGAFA+X
強者はもっと強くなり、弱者はもっと弱くなる。あるいは死ぬ
危機を生き残れた企業がやったこと
ポスト・コロナで勃興する新ビジネス
「他人を搾取するビジネス」は危機にも最強
パンデミックはすべてを「分散化」させる
「ブランド時代」が終わり、「プロダクト時代」がやってくる
プロダクト時代を支配する「赤」と「青」のビジネスモデル
「赤」と「青」に分岐するGAFA+X
第2章 四騎士GAFA+X
加速する「GAFA+X」の支配
「GAFA+X」の3つの力の根源
搾取:GAFA+Xだけが持つ最強の装置「フライホイール」
メディアはGAFA+Xの次なる主戦場
テック企業が大きくなれば問題も大きくなる
GAFA+Xに対抗する
GAFAが自らにかけた「成長」という呪い
最強の騎士アマゾン
青の騎士アップル
赤の2大巨頭、グーグルとフェイスブック
第3章 台頭するディスラプターズ
ディスラプタビリティ・インデックス
「過熱」の一途をたどるスタートアップ業界
ユニコーンの誕生
カリスマ的創業者が語る「ヨガバブル」というたわごと
カネ余りとGAFAがディスラプターに力を与える
「最強のディスラプター」が持つ8つの特徴
勃興するディスラプターズ
第4章 大学はディスラプターの餌食
ディスラプションの機は熟している
大学に大変革を起こす力
パンデミックがディスラプションの引き金を引いた
大学を襲うディスラプションの大波
大学の改善に向けた提言
第5章 GAFA+Xの暴走に対抗する
あまりにも無力になった政府
資本主義の功罪
資本主義のブレーキを握る政府の役割
資本主義(社会の階段を上る場合)+社会主義(社会の階段を降りる場合)=縁故主義
縁故主義と不公平
アメリカで生まれた「新たなカースト制」
搾取経済
政府のことを真剣に考えよ
政府がパンデミックですべきだったこと
GAFA+Xとの闘い
いましなければならないこと
謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

111
前著「GAFA――四騎士が創り変えた世界」の最後で、「この四騎士は、聖なる四騎士か、ヨハネの黙示録の四騎士か」と問いかけた著者だが、コロナ禍で一層支配力を増したGAFA+Xを、今度ははっきりと「巨富の悪人」と呼ぶ。イノベーション経済として出現した彼らが、10年を経て、搾取経済の主役になっている。従業員を搾取し、消費者を搾取すると。また、ディスラプションが迫る業界として、大学を取り上げているのは面白い。この数十年間、何らイノベーションせずに授業料だけが上昇。コロナがその実態を浮き彫りにしたとの指揮は鋭い。2022/07/20

se1uch1

97
米国でeコマースは、コロナ以降のたった8週間で10年分の成長が起きた。極小のウイルスが特大の加速装置となりGAFAの成長をさらに促した。プライバシーを利用する企業を赤、利用しない企業を青と分類し、グーグル、アマゾン、facebookは赤でアップルは青のようだ。確かにここ最近はアップルのCMはデータを守ることを強調するものが多い(そもそも最近のCMがほぼGAFAになってきている気もする)。筆者は罰ではなく競争を促進するためにGAFAを分割すべきだと主張。日本でも一時話題とはなったが、議論は進んでいない。2022/09/23

ひろき@巨人の肩

86
原著は2021年10月7日刊行の“Post Corona: From Crisis to Oppotunity”であり、GAFA続編というよりポストコロナの米国社会を論じた内容。コロナ禍の異次元金融緩和が増長した格差社会。富裕層の正義と自由を代弁する「青」と、薄利を餌に弱者の情報と消費を搾取し続ける「赤」にソーシャル・メディアが分断する。アメリカファーストゆえにGAFA分断による競争促進が挙げられる点は面白い。今後は高次の欲求が市場化されることで、大学と教育にディスラプションが起こる。2024/03/04

ハッシー

63
★★★☆☆ 日本にGAFAという言葉を定着させた前作『四騎士が創り変えた世界』ほどのインパクトはなく、凡庸な内容。ユーモアが多く読んでいて面白いのだが、読み終えたあと内容があまり頭に残っていないのは、本書が伝えるメッセージがあまり心に響かないからだろう。新型コロナは時間の加速装置となり、数十年の変化が数週間で起きてしまった。強者はもっと強くなり、弱者はもっと弱くなる方向に世界は進んでいる。アメリカ政府や資本主義に対する批判はごもっともなのだが、著者が強者であるがゆえに、あまり共感できないのかも知れない。2022/02/26

harass

60
コロナ後の米国経済の変化を中心に、GAFAとそれに追随する企業の紹介や、著者が予想する激変する業界などについて。コロナのショックはごく短期間に劇的な変化をもたらしたとのこと。政府の莫大な景気刺激策がGAFAの一層の莫大な利益をもたらしたと。たしかに近年の米株市場がその通り。大金持ちはさらに富を増やし、金持ちになることが以前より難しくなっているという。大学が急激な変化を求められるだろうとの予測は面白い。コロナ休講だらけで高額な学費を取ることの是非など。漫然と書かれている印象があるが良書。2022/10/15

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