音楽力を伸ばす「譜読み」の基本~楽譜攻略13のステップ~

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音楽力を伸ばす「譜読み」の基本~楽譜攻略13のステップ~

  • ISBN:9784636894103

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内容説明

「楽譜はなぜ読めたほうがいい?」「耳コピはダメ?」「効率的な身につけ方は?」「音楽的な活用法は?」「そもそも譜読みってなんだろう」――そんな疑問がすべて解決。
楽譜との向き合い方を変え、「譜読み」を効率的に身につけ演奏を変えるための一冊!

楽譜を自由に読めるようになるのは意外に大変です。世の中には、楽譜が読めなくても楽器を自由に演奏している人もたくさんいます。
では、苦労して楽譜を読めるようにすることに、どのような意味があるのでしょうか?

本書は、楽譜を読んで演奏すること(譜読み)の意味を根本から問い直し、譜読みの意義や目的、そして演奏につなげるための効率的な学習法を考えていきます。
ピアノ教本研究家でもある著者が、数多くの音楽指導者への取材を通して見えてきた譜読みの効果とは? また、より実践的な目的につなげるための学習法や実践法とは?
本書を読むことで譜面への理解が深まり、音楽との向き合い方がきっと変わるはずです。

■「譜読み」のための13のステップ
1 歌う、リズムに乗る
2 ドレミを音として覚える
3 言葉としてのドレミと音を対応させる
4 拍、拍子、リズムを感じる
5 リズムとタンタタ読みを対応させる
6 五線の仕組みとドレミの並びを覚える
7 ドレミの場所を覚える
8 音符と休符の長さを覚える
9 簡易楽譜を使う
10 空間認知で読む(上がる、下がる、音程)
11 心の中で音を鳴らす
12 理論を覚える(まとまりやパーツを読む)
13 書かれていないことを読み取る(本当の譜読み)

目次

はじめに――譜読み力をつけるには、段階がある
「譜読み」のための13のステップ

第1章 なかなか楽譜が読めない理由
教室を転々とする子どもたち ・・・他

第2章 ドレミの読み方をどうするか――「固定ド」と「移動ド」
学校では「移動ド」、ピアノレッスンでは「固定ド」 ・・・他

第3章 欧米における譜読みの歴史
ネウマ譜とグイードの手 ・・・他

第4章 日本における譜読みの歴史
ヒフミ唱法と数字譜 ・・・他

第5章 音感をつける
本書での音感の定義
ドミソとファラドを区別できるか ・・・他

第6章 リズム読みの効果
ドレミよりもまずリズム読みから ・・・他

第7章 五線と間の仕組みとドレミの場所を覚える
フラッシュカードで漢字のように覚える方法 ・・・他

第8章 空間認知と譜読み
空間認知の発達と指揮 ・・・他

第9章 簡易楽譜を取り入れる
簡易楽譜の種類 ・・・他

第10章 心の中で音を鳴らすために
「内的聴覚」を鍛えよう ・・・他

第11章 理論を学び、パターンを見つける
「感覚」から「理論」を使った譜読みへ ・・・他

第12章 本当の譜読み力を目指して
記憶力と譜読み力の関係 ・・・他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

96
13のステップより、欧米および日本の譜読みの歴史の方が興味深かった。ペスタロッチ主義がボストン音楽院に受け継がれ、そこに留学していた伊澤修二を通じて日本の唱歌教育が生まれる。園田清秀先生の「新しいバイエル」が日本の音感教育の源流になる。我々が慣れ親しんでいるリズム唱(タンタタ)が、試行錯誤を重ねて生まれた日本独自のものであったことも初めて知る。固定ド唱法のラテン系・東方教会系では調性感・和音感が、移動ド唱法のゲルマン系・北欧系では論理性が優先されるという説は、その相関の必然性がどうも納得できなかったが…。2021/12/09

kayak-gohan

16
私がピアノのレッスンに通っている音楽教室では弾く前に譜読みとリズム読みをするよう指導されている。それで何か参考になることがあるかもしれないと思って読んでみた。譜読みの歴史から始まって、実践的な指導方法が豊富な取材事例をもとに紹介されている。どちらかというと指導者向けの本。それでも、教わっている側の自分にとっても有用な記述もあった。2021/10/24

葉っぱかさかさ

7
楽譜の歴史からみるその必要性と変遷。音楽家にとっての譜読み、指導者からみた譜読み指導。何事にも絶対的な答えなどというものは無いのだと感じた。 個人的には新しい発見のない内容だったけれど、思い出したり再認識したり、自分の能力の特徴を掴むには無駄にならない感じがした。こういった本は読者が何を知りたくてこの本を手にしたか、ということが読後感に大きく作用するが、それでその本の価値が測れるわけでもないと呟いてみる。だからタイトルに惹かれたら読んでみるといい。読みやすいからね。うん。と、微妙な感想を書いてしまった。2022/05/09

あづさ/kyoka

6
幼児期から譜読みを教えるための、講師向けの本。自分自身も教わってきたことが体系的に書かれているので理解しやすかった。大人に教える・大人が覚える場合はそれまでに蓄積した知識や経験が人それぞれなのでこの通りにはいくはずもないが、使える手法はありそう。2022/03/24

AKO

3
分厚い本だけど意外とサクサク読めた。音楽教育の歴史を知りながら、譜読みの力のつけ方を改めて学べた。自分で言うと、子ども時代に楽譜読みに苦労した覚えはないけど、絶対音感がついたので、移動ドや移調楽器はしんどかった。吹奏楽スコアでも移調楽器はB管ならドをシ♭、ホルンはドをファと読み替えている。それは楽典やソルフェージュも学んだからできることなので、やはりそれらはピアノ教室でも大事にしていきたいと思う。弾くことだけではなく。まだまだ数えて読んでいる生徒や読むのが遅い生徒は気になるし頑張っていきたい。2023/09/12

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