内容説明
燃え殻のベストセラー恋愛小説が映像化！
監督：森義仁 出演：森山未來、伊藤沙莉 原作：燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』（新潮文庫刊）
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』スピンオフフォトストーリー
（2021年11月5日よりNetflix＆劇場公開）
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1996年横浜────今でも、似た匂いがすると、この日のことを思い出す。
その日は目当の映画もやっていないかったし、喫茶店のケーキは冷凍だったし、せっかくの海も曇り空だったのに彼女は「なんか、今日はついてるね」と笑って、僕の手を握った。
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もう会うことはかなわない、自分の運命を大きく変えてくれた“最愛の人”との忘れられない一日
原作・映画では描かれなかった、あの日の記憶をたどるPhoto Movie 伊藤沙莉主演「あの日はなんでか全部がよかったーー1996年横浜」に加え、原作者・燃え殻によるエッセイ２篇を収録。
目次
目次
「ああ、今日は幸せだな」と僕は言った
Photo Movie
あの日はなんでか全部がよかったーー1996年 横浜
あの日の地図
「海行きたいね」と彼女は言った
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sk
5
簡単に読めるが、ぐっと泣ける本である。2021/12/31
hassaku78
3
写真とそこに添えられた物語。言葉は多くないけど、切なくて懐かしく、胸の奥がざわざわする感じ。今日は幸せだなと言い切れる日が自分にもあるといいな。2022/02/20
翠
2
映画に出てきた2人の思い出を閉じ込めたフォトアルバム。文章自体は少ないけど、その一言一言が胸に刺さった。2022/08/27
夜空のパンケーキ
1
映画を観てからこの本を。 あの時の2人がわかる、一瞬一瞬。 かおりはかおりのままでした！2021/12/13
なつみ
0
ほんっっとうに木村さんの写真が大好き。燃え殻さんの言葉も大好き。忘れられない思い出を忘れないまま生きていける人はすごいなあ。2023/06/29
