アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで

著者名：マリオンヴァン・ランテルゲム【著】/清水珠代【訳】

東京書籍（2021/11発売）

• ISBN：9784487814695

内容説明

2021年9月、長きにわたりドイツならびにヨーロッパを導いてきた、ドイツ首相アンゲラ・メルケルがついに退任し、政界を引退する。
フランスの女性ジャーナリストが、メルケルの東ドイツでの生い立ちから、宗教的バックグラウンド、政党内での権力闘争、各国指導者との関係、移民問題、アメリカ大統領トランプとの確執COVID-19への対応、そして、首相退陣までを描く本格評伝。
フランス大統領エマニュエル・マクロンへのインタビューも緊急掲載。

目次

第１章　メルケルは去っていく
第２章　アンゲラのエゴはどこに？
第３章　独特のライトブルー
第４章　故郷テンプリンとNATOの町ブリュッセル
第５章　ミス・カスナーからドクトル・メルケルへ
第６章　政治の世界へ
第７章　バルト海の修業
第８章　メルケルの小屋
第９章　ブロイエルさんのお茶の時間
第10章　シリアルキラー物語ー蹴落とされた男たち
第11章　ガールズ・キャンプ
第12章　首相官邸の三人の女性たち
第13章　グローバル・ムッティ（お母さん）
第14章　メルケルと四人のフランス大統領
第15章　二〇一六年、annus horribilis（ひどい年）
第16章　最後のメルケル
第17章　マクロン語る
第18章　「幸福なドイツ」の首相
第19章　Tsch　ss （バイバイ）、メルケル
参考文献
謝辞
アンゲラ・メルケル　関連年表
訳者あとがき