内容説明
今、医者になる意義とは? やりがいとは? 読めば胸が熱くなる一冊!
本書は現役の外科医で小説家でもある中山祐次郎さんが、大きな変革期を迎えている医療の世界の実像をリアルに、そして熱く描き出す一冊です。
コロナ禍では、医療従事者とりわけ「医師」に対する注目度が増し、日米では大学医学部の志望者が増えています。
今、医者になる意義とは何か。そのやりがいとは、患者の命を救うとはどのようなことか。
現役医師だからこそわかる「リアル」を余すところなくお伝えいたします。
目次
はじめに
序章 コロナは何を変え、何を変えなかったか
コロナ禍、ある外科医の奮闘
第1章 医者だって人の死に慣れない
A先生の訃報
「先生、手術も抗がん剤ももういいよ」 ほか
第2章 それでも医者は判断する
機内のドクターコールに応じたときの話
何歳までがんの手術を受けますか? ほか
第3章 医者の働き方
徹夜明けの外科医に手術されるの、嫌ですか?
診療報酬が増えると医者の給料は増えるのか? ほか
第4章 医者とキャリア
37歳の外科医がメスを置いた理由
医者の肩書にある「専門医」って? ほか
第5章 医者のプライベート
医者の子育て、意外なスキルが役立つ
男性医師と女性医師で異なる婚活事情
第6章 福島で考える
原発から22km 、私が高野病院に来た理由
ぎっくり腰になりかけた院長初日 ほか
第7章 外科医が語るがん治療
専門家が語る、がんの治療戦略
2人に1人ががんにかかる時代の最新治療 ほか
終章 医者に幸福感をもたらすもの
私が皆さんに医者を目指してほしいと思う理由
おわりに
感想・レビュー
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とある内科医
きさらぎ
tetsubun1000mg
ichi
たぬき君