角川文庫<br> こうして誰もいなくなった

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角川文庫
こうして誰もいなくなった

  • 著者名:有栖川有栖【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2021/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041115213

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内容説明

孤島に招かれた10人の男女、死刑宣告から始まる連続殺人――有栖川有栖があの名作『そして誰もいなくなった』を再解釈し、大胆かつ驚きに満ちたミステリにしあげた表題作を始め、名作揃いの豪華な短編集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えにくす

121
ミステリーやファンタジー作品を集めた、有栖川作品の中短編集。表題作は有名な名作のオマージュだが、なかなか読み応えが有った。犯人は当てたが、もう一つの真相には驚いた。他のお気に入りは、バッドエンドかトゥルーエンドか評価が分かれる「劇的な幕切れ」恐るべきダークファンタジーの「妖術師」明智小五郎や二十面相が、物語の世界から飛び出す「未来人F」。全体としては予想以上に面白く、テレビ番組の「世にも奇妙な物語」や、星新一のショートショートを連想させる。ドキドキする話あり・怖い話ありで、夏の夜にピッタリの作品だ。★42022/07/04

92
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/02/post-12e589.html 有栖川小説の見本市とのことです2022/02/26

mihya

79
ショートショートから短編、中編まで色んなジャンルをまとめた1冊ってとこらしい。 まずは表紙がむっちゃ好み。これに惹かれて読んだ。 中身は面白いと感じるものもあったが、あれ?って感じのもあり、全体的には玉石混交って感じ。「本と謎の日々」が1番好みだった。2023/03/25

51
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/06/post-1d6afe.html 前回は飛ばした短編を読んでいったのですが、どれもイマイチで、やはり表題作が一番面白かったのです。今回も犯人は判らずじまいでしたが……。2025/06/30

おっしー

48
ミステリー以外の作品も含まれている14編の中短編集。読んでいてワクワクする物語が詰まっていて、楽しく読めた。色んなジャンル書けるんだなぁ。「線路の国のアリス」がお気に入り。ファンタジー要素がたっぷり盛り込まれていて新鮮だった。終盤のアリスが詰められる場面がどう話が進んでいくんだ…?と本当に線路の国に迷い込んでしまった感じがした。表題作の探偵のキャラも若干鼻につく感じが好みだった。あとがきや解説を読むと多くの作品のオマージュがされているというところもあって、本格ミステリーをもっと読むと楽しめるのかも。2022/06/25

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