間違いだらけの老人ホーム選び

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間違いだらけの老人ホーム選び

  • 著者名:小嶋勝利
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • プレジデント社(書籍)(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784833424356

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内容説明

【内容紹介】
業界のウラもオモテも知る第一人者が語る本当の姿!

親の資産が潤沢にあれば、希望するホームに入ってもらって楽になれます。しかし現実は厳しく、親の年金額内で賄(まかな)える老人ホームを探すしかありません。
「介護の沙汰も金次第」。けれども、たやすく金を貯めることも、手に入れることもできません。
限られた条件の下で、満足できる老人ホームは選べるのでしょうか?
「口コミはあてにならない」「スタッフの離職が多いホームは避ける」など、現場に熟知する著者がこっそり教える、正しい選び方のポイント!
人生の最後で後悔しないために、これだけは知っておきたい老人ホームの理想と現実がここに!
【著者紹介】
[著]小嶋勝利(こじま・かつとし)
株式会社 AFSON TRUST NETWORK 常務取締役
公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 業務アドバイザー

神奈川県生まれ。介護付き有料老人ホーム「桜湯園」で介護職、施設長、施設開発企画業務に従事する。
2006年、有料老人ホームのコンサルティング会社AFSONを設立。
2010年、有料老人ホーム等の紹介センター大手「みんかい」をグループ化し、入居者ニーズに合った老人ホームの紹介に加えて、首都圏を中心にホームの運営コンサルティングを行っている。老人ホームの現状と課題を知り尽くし、数多くの講演を通じて、施設の真の姿を伝え続けている。
医療介護の経営情報誌 日経ヘルスケア誌に「覆面調査員が解決! 介護現場再生の秘訣」を長期連載中。
『誰も書かなかった老人ホーム』『老人ホーム リアルな暮らし』(共に祥伝社)、『老人ホームの金と探し方』(日経BP)、『もはや老人はいらない! 』(ビジネス社)などの書著がある。

目次

【目次抜粋】
まえがき
第1章 後悔しないために、これだけは知っておきたい
老人ホーム選びの極意とは何か?
「終の棲家か」とは、いったい何か?
ひと口に老人ホームというけれど……
老人ホームもいろいろ。人生もいろいろ
老人ホーム選びの課題とは何か?
住宅型有料老人ホームとは? 介護付き有料老人ホームとの違い
サービス付き高齢者向け住宅とは?
「老いては子に従え」
老人ホームは現代の姥捨て山か?
物わかりの良い高齢者もいるけれど……
子供は、親を老人ホームに入れたら何もしなくてもよい、というのは大きな間違い
老人ホームに対する子世代の賢い対応方法とは?
深夜に呼び出し。なんで?
なぜ、多くの家族は老人ホームに対し無理難題を言うのか?
介護の基本は、信じ、待ち、許すこと
家族間で解決できないことを、アカの他人が解決できるはずはない
第2章 体験入居と口コミが役に立たないワケ
感動的な話には要注意
野生と動物園の話
体験入居の居心地がいいのは、当たり前
入居相談員やホーム長でホームを選ぶことが重要
口コミが役に立たない理由とは?
見守りを介護とは認めない理由とは?
第3章 間違いだらけの老人ホーム選び
まず、正しい老人ホームの運営実態を知ることから始めよう
空室事情を複雑にしている理由とは?
入居率の高いホームは良いホーム
医療は個人能力、介護は集団能力
なぜ、入居者を受け入れないという現象が起きるのか?
空室がないホームにどうやって入居するのか?
自分の家から近いという理由だけで選ぶのは問題あり
親の状態によって、老人ホームを選ぶ場所は違う
毎日、ホームに来る家族にも嫌われる家族と好かれる家族とがあります
ホームのスペックや設備の豪華さと満足度は、関係がない
老人ホームは「終の棲家?」。バカも休み休み言ってほしい
第4章 転ホームの勧め
入ってすぐ死ぬ。こんなバカなことはない
転ホームの前に考えておくべきこと
転ホームの勧め
高齢期の引っ越しはリスクなのか?
「転ホーム」がいかに重要であるかを説明します
都会の老人ホームの料金が高いのは、土地代のせい?
医療と介護の関係を、もっと真剣に考えるべき
スタッフがよく辞めているホームには、問題がある
「介護流派」で老人ホームを選ぶことが、なぜ大切か?
まずは営業担当者に聞いてみましょう。確認してみましょう
老人ホームの本当に見るべきところとは?
ホームのショーウインドー化とは何でしょうか?
さいごに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kurara

22
【22.7】2022/01/20

spatz

10
介護の現場を知りホームの運営コンサルティングやホーム選択の紹介をおこなっている著書による、老人ホームの現実。 驚かされることばかりだった。現実は厳しい。きれいごとではすまされない、という現場からの声。誰でも等しく歳をとる。子供の世代にとっても、人生最後の時間をどう過ごすかを考える自分自身のこととしても、私たちは老人ホームのことを知らなすぎる。日頃、余裕があるときに読んでおくべきものだと思った。いかに生きるかということは、いかに死ぬかということでもある。#NetGalleyJP 2022/03/27

mocamoca

2
この本によると一部の高級老人ホームを除き、ほとんどの老人ホームは認知症や要介護で手に負えなくなった高齢の親を子どもが「捨てる」姥捨て山なのだそうです。身寄りがない、もしくは子どもに世話をかけたくないから自ら自分の終の棲家をを探そうと思っている人はほとんどいないのでしょうか。 さらに、 ・施設側としては介護報酬の高い要介護度が高い人を入れたい ・住居型も介護型と実は内容は変わらない ・サ高住も実は老人ホームと変わらない など「ほんとうなの?」というようなことが多く書かれていました。2025/02/10

emiko

2
かなり辛辣な口調で書かれた内容ではあるが、ほぼ現状である。この方の『教育』とはサービスをどう提供していくかという事に対する教育であり、学校でいうと『道徳』に当たる。例えでいうと、「同じタイミングで2人の入居者からナースコールが鳴った時、1人しかいないとしたらどちらの入居者を優先して対応するべきか」という問いに、どう行動するのか?どちらを優先するのかを考え、どちらにするかを決めること。決めたら、職員全員で同じ見解を共有できること。 それが教育だという考えである。こういう教育も色々な意見が出て面白い。 2022/07/03

さーふアザラシ

1
老いるは大変そうだ。親の事は考えるが、俺の時代は自殺するしかなさそうだ。読み辛かった。2度読んだ。老人ホームは現代の姥捨山だ。金があれば安心は買える。働く人の実感が書かれていた。1w★42023/04/27

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