ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 寡婦

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ハヤカワ・ミステリ文庫
寡婦

  • 著者名:エドマクベイン【著】/井上一夫【訳】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 早川書房(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150708030

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内容説明

女は喉を切り裂かれ、ペントハウスの床に横たわっていた。現場で見つかった手紙の束にはエロチックな妄想が綴られており、差出人は彼女のパトロンと思われたが、その彼も路上で射殺されてしまう。強盗に父親を殺されるという悲しい事件に直面しながらも、キャレラが連続殺人事件の謎に挑む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背番号10@せばてん。

30
1999年4月30日読了。87分署シリーズ第43弾。エド・マクべイン、2005年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。1999/04/30

きりん

5
愛人を殺された男が殺され、その現在の妻も殺され、さらに元の妻も殺される、という連続殺人。初期のはこういうメイン話とあと小さな事件1つくらいで、それに警察内のくだらないユーモアのある雑談という構成だった。それで良かったのになぁ。けど、本作はこれに、キャレラの父殺し、妹の旦那の麻薬。さらにはアイリーンとクリングの精神問題、最終的には人質事件まで。うーん、盛り込み過ぎだし、ひとつひとつが重過ぎる。やっぱり作者の年を感じる。それでも文章の運びがいいからまぁ読めちゃうんだけどさ。2025/04/26

八百蔵

2
87分署シリーズ№43。一つは女と愛人の男の連続殺人。もう一つはキャレラの父親が強盗ソニー・コールらに殺される事件。前から一つのトーンとなっていた人種差別問題が、白人対黒人の形で苛烈さを増して作品の中央に出てくる。そして、アイリーンとクリングが抱えた問題は、ジェンダー問題の側面もある。警察小説を超えているというのは、その辺りだと。2021/07/01

bapaksejahtera

2
87分署キャレラ刑事物にて連続殺人、キャレラの父の強盗被殺と妹婿の失踪などが並行して生じる。刑事警察物語のごとし。好きなシリーズだが、ぐいぐい読書進むとは言えず。2019/10/16

もぐもぐチョビたん

2
87分署シリーズ♪キャレラのお父さんが強盗に殺されてしまったりキャレラの義弟が犯罪に手を染めてしまったりとキャレラにとっては散々な一冊だね(^^;クリングとアイリーンも一応決着がついたのかな。細かいところが消化不良な気がしなくもないけど今に始まったことじゃないか(笑)( ̄∇ ̄*)ゞそれもまたよいところかな。2013/06/01

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