内容説明
炎暑にうだる七月、87分署の刑事たちは、管区内に潜んでいると噂される老婆殺し、ペペの行方を追っていた。町のチンピラに聞き込みを続けるのだが、ペペを英雄視する彼らはなかなか口を割らなかった……。年若い殺人犯を追うかたわら、青少年犯罪の実態をドキュメンタリ・タッチで描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
44
久しぶりに読んだが、初めて読んだときよりもセミドキュメンタリータッチで進行するこの話は案外迫力のある話だと感じた。フランキー・フェルナンデス、惜しいなあ。こういうプエルトリカンの真面目な刑事はもう少し引っ張って欲しかった。別の巻でハヴィランド刑事に馬鹿にされたクリングをかばうところなんか良かったから。ただこういう思い切りの良さもこのシリーズの醍醐味なのだから仕方ないか。2013/02/27
背番号10@せばてん。
30
1991年11月30日読了。87分署シリーズ第13弾。エド・マクべイン、2005年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。(2020年7月12日入力)1991/11/30
鐵太郎
14
今回は、まるごと殺人犯を追いつめて射殺するお話。そこにアメリカ本土に渡ってなんとか生きようとするプエルト・リコの人々に絡む人種問題やら、過去を背負って歪んでしまった男の話やら、未熟な不良少年たちの正義やら、みんなの前で起きる殺人劇に群がる人々の心理やら、いろいろなものをつぎ込み、破綻なくまとめたマクベイン節。アンディー・パーカーがこれからどうなるのかが知りたいよね。変わるのか、変わらないのか。2019/10/27
アヤネ
5
シリーズ13作目。87分署の二人の刑事は熱気に静まり返った街を、老婆を射殺して逃走したペペの行方を追ってパトロールしていた。 早く逮捕しないと、第二の殺人が起きてしまう。 二人は、街の不良青年たちから手がかりをつかもうとしたが、ペペを英雄視する彼らは、決して口を割ろうとはしなかった(Aga-search)。。。今回の主役はフランキー・ヘルナンデスら二人の刑事。キャレラは、牧師姿で犯人の盾となるが。不良少年たちの一人シクストが、その考えは間違っていると仲間を説得する所などが、印象に残った。2017/05/12
yi120
3
50年代が舞台のプエルトリコ人街、約70年前だと不良少年達の幼稚さも仕方がないのかな?一室に追い詰めた、たった一人の凶悪犯を射殺すること前提の割には警察側の後手と不手際加減が何だかなあ・・やはり銃社会はろくなもんじゃない。2026/04/17
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