宝島社文庫<br> 仕掛ける

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宝島社文庫
仕掛ける

  • 著者名:城山真一【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 宝島社(2021/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784800286383

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内容説明

『このミステリーがすごい!』大賞受賞後第一作、文庫化!
内閣金融局の秘密部門SIIに所属する二礼茜の仕事は、依頼人の“もっとも大切なもの”と引き換えに、
経営危機に直面する会社に対して株取引によって資金作りの協力をすること。
新たな依頼主であるバイオベンチャーのエヌメディックは、提携していた大手製薬会社が共同研究から撤退し、
銀行から融資引き揚げの通告を受けて窮地に陥っていた。
さらには、株価が乱高下したことで内部情報が漏れているのではと噂されていた。
茜は、社長の清宮と「インサイダー取引にかかわった人間を特定すること」を条件に、株取引を開始する。
しかし、大型株の市場ではヘッジファンドが操る自動売買システムが高速取引で相場を牛耳っていた――。
インサイダー情報漏えいの原因を清宮社長が調査するなか、茜は助手の百瀬良太とともに、
巨大アルゴリズム取引に挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junichi Yamaguchi

35
『株価は人の心の動き』… シリーズ2作目。 1作目同様、波の上を漂わせて頂きました。 ヒロインの違った一面を見れて良かったが、「乙女のふり」には怖さも感じた。。 笑 2019/10/18

空のかなた

27
一作目の「天才トレーダー二礼茜 ブラックヴィーナス(2015年このミス大賞)」が面白すぎてしかも株取引の醍醐味が癖になり、二作目の「仕掛ける」を読む。凄腕トレーダー(株取引の天才?)、ブラック・ヴィーナスと呼ばれる茜が、アルゴリズム取引を逆手に仕掛ける大舞台。読み応えが半端なかった。二礼がしかけたらしい、株価のフラッシュクラッシュ、の仕組みは理解できないまま。二礼を演じることができる女優は、銀髪の美貌と冷淡な態度が非現実的過ぎて頭には浮かばないが、なんとか映画化を待ちたい。2022/04/26

のぼる

19
『看守の流儀』でブレイクした城山さんの、『天才トレーダー二礼茜シリーズ』第二弾。株取引の細かい部分が理解できなくても、問題なく読める。 1、2ともに読み始めは、何となく合わないかなぁと思ったものの、読み進めるに従ってスピードが乗ってきた。リーダビリティあり。2022/06/29

げんまん

14
前作の「ブラック・ヴィーナス」に続いて読みました。株取引の緊張感が前作よりも細かく描けていて、面白く、一気読みでした。それにしても、こんなのを読んでしまうと、個人投資家が市場で勝つのはやっぱり難しいのかなと思ってしまう。2018/10/10

もも

13
デイトレードのシーンは知識がなくてわからないこともあったけれど、雰囲気で楽しめました。やや軽めでスピーディーな展開で、やりきった感を味わえて、読了後はよし!明日も仕事頑張ろうって思えます。2018/09/20

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