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内容説明
「ザ・ノンフィクション」で「日本一のニート」として有名な著者。ゆるい思想を伝え続け、一定の地位を確立した。「生きるのがヘタな人」に送る、新しい読書案内。すごい人のすごい話より、ダメな人のダメな話を読んでみよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
114
「成功体験」の話ではなく「リアル≒失敗体験(?!)」が語られる書で、こんな本を待っていました。成功したければ「成功体験」をロールモデルにするのは合理的。しかしながら、この世にごまんとあるにもかかわらず、成功者は僅かであるのはなぜなのか?それはリアルの中にこそ成功の種が存在しているのではないかと思いました。2025/07/25
kou
83
著者の視点と感性が面白く、読むのが止められなかった。1冊の本の中から、ここまで感じ取れるのは凄いと思う。この本を読むと、自身がいかに読書で成り立ってきたかが分かる。紹介されてる本は、どれも興味深く、いつか順番に読んでみたい。2022/02/02
ロクシェ
51
評価【◎】京大卒・元"日本一有名なニート"の著者による「意識低い系」の自己啓発&読書術本。「人生に疲れている人」や「意識高い系の本が苦手な人」が気負わず読める読書術本というのは意外に少ないです。もしここに該当する方なら、淡々とした文体で本質を突いたTipsが豊富な本書にはきっと響く部分が多いはず。「自己責任は50%」のくだりにありましたが、東大生のうち"親の年収=900万円以上"が65%以上もいる事実に驚きました。著者の紹介本にはユニークな視点で選んだものが多く、読みたい本が一気に増えてうれしい悲鳴です。2022/11/02
やっちゃん
47
この人の本は自己啓発なんだけど「意識低い系」なんですよね。頑張らなくていい、みんなと違っていいを理屈で説明してくれる。(かなり無理筋もあるが)漫画も多く紹介されていて興味深い。キン肉マン以外も読まないとな。2023/10/06
がみ
33
古今東西様々なジャンルの名著がphaさんの言葉を通して魅力的に語られる。同著『しないことリスト』や『夜のこと』、『どこでもいいからどこかへ行きたい』や『がんばらない練習』などでどこか牧歌的で肩の力を抜いて語られる言葉の背景には、本著で紹介されているような膨大な読書量と共に自らの水に合った質の良い読書があることが伺い知れる。 ──まったく自分とかけ離れている本は、読んでも面白くない。本を読んで面白いと感じるときは、その本の中に自分と重なり合う部分があったときだ。読書というのは、自分の中を覗き込む行為なのだ。2021/11/25
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