内容説明
日本語会話と会話・談話分析の研究が限られているマレーシア語会話において、主に聞き手の反応(あいづち、うなずき)の観点から、質・量的に対照分析を行った書。両会話における聞き手行動の特徴を踏まえた上で、マレーシア人と日本人の日本語接触場面会話の分析及びフォローアップ・インタビューも行い、日本語教育への応用も試みた。日本語の「ね」「さ」と似た機能を持つ談話小辞kanについての歴史言語学的考察も含む。
目次
第1章 あいづち研究は何をもたらすか(会話におけるあいづち研究の目的について
マレーシア語の概略 ほか)
第2章 研究1 マレーシア語のスタンス・マーカーkanの意味拡張経路(マレーシア語の日常会話に現れるkanとその意味・機能
先行研究 ほか)
第3章 研究2 マレーシア語・日本語会話における聞き手の反応の対照分析(会話の対照分析を行う目的
本書で用いる会話分析の術語および先行研究 ほか)
第4章 研究3 マレーシア人日本語学習者と日本人の接触場面会話の分析(接触場面会話研究の流れと本書の目的
マレーシア人留学生コミュニティの歴史 ほか)
第5章 むすびに(本書から明らかになったこと
今後の課題)
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