内容説明
妊婦にネコが危ない理由。ワクチンを効果的に接種するには? なぜビタミンDが骨粗鬆症の治療に使われるの? 敗血症、サイトカインストーム(嵐)って? 脳に病原体や免疫細胞が入り込む仕組み、関節リウマチ、がん免疫、などなど。大学の免疫学研究は私たちの健康的な生活を守ることにつながっていることに気づかされます。70代、40代、10代の三つの年代と著者との対話で学ぶ免疫学のはなし。
目次
第1章 勝男さん(70代)と学ぶ―感染症との戦歴と治療の進化(清潔になっても寄生虫はいる
ネコが危ない!寄生虫もトロイの木馬作戦で乗っ取り
日本も他人事でない脳マラリアをリアルに捉える ほか)
第2章 美穂子さん(40代)と学ぶ―健康のキーワード「免疫」(「免疫」のキーワードは炎症
自己免疫疾患の意外な犯人は?
スポーツエンジン並みの鞭毛運動をとめて腸を守る ほか)
第3章 高校生と学ぶ―えっ、これも免疫が関係していた?(メタボも免疫の病気?
メタボ1―なぜこんなに痛い?痛風悪化の原因
メタボ2―脂質代謝異常も免疫が食い止める ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
1
(2017)感染症と免疫学の関係がもう少しあるとよかった。あと、アレルギーとの関係。川崎病にどうしてガンマグロブリンが効くのかとか・・、アトピーとの関係などを知りたいと思っています。全体的に、専門家用でなくて、一般にわかりやすい手法なのはよいと思います。2020/05/09
のせなーだ
1
全身で起こる免疫反応。毎日がん細胞が生まれては免疫細胞が処理しているという。本当にたくさんの細胞とその働きに驚く。自己免疫疾患の厳しさも。破骨細胞という怖い細胞。 引き込まれてしまう免疫細胞たちの世界。破骨細胞の動きをを確認できるなんて驚きだ。2018/05/25
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