割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド

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割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド

  • 著者名:奥山月仁【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2021/11発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296000463

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内容説明

株式投資で悠々と儲けるための基本戦略を徹底解説。 大人気投資ブログ「エナフンさんの梨の木」筆者として知られる会社員投資家が、 サラリーマンにとってベストの投資法であるバイ&ホールドを実践的に伝授。
「小高い丘の上から大砲をぶちかます」心構えで、
相場の情報戦・心理戦の泥沼から抜け出し、上がる株だけを買う!

私は米国の伝説のファンドマネージャー、ピーター・リンチの本を教科書的に利用して、長期投資を実践している。リンチは、米資産運用会社フィデリティの旗艦ファンド(投資信託)を1977年から13年間運用し、1年当たり平均29%のリターン(運用益)を上げて、初期投資者の財産を28倍にも増やした超一流の長期投資家である。
「さすがに自分が財産を13年間で28倍にするのは難しいにしても、この人のマネをすれば10倍くらいにはなるのではないか?」。そんな憧れを持って、私は短期トレード主体だった投資スタイルを完全に改め、2008年からは個別株を厳選して長期投資するバイ&ホールドを実践することにした。
(中略)それから13年。その口座の残高はスタート時点の28倍を超えている。ピーター・リンチの言う通りに投資をしたら、ピーター・リンチと同じリターンを得ることができたのである。(「はじめに」より)

バイ&ホールドで勝つためのポイントは次の4つ。
1 予想に幅を持たせる
2 平均回帰を利用する
3 割安株の下値は限定的
4 時間を味方につける
さらに言うと、もっと重要なのは、やってはならないことを決めることだ。
やってはならないことを明確に定めて、そこから距離をおく必要がある。

目次

第1章 情報との付き合い方
SNSや掲示板のワナ/行動経済学が教える投資心理の落とし穴/リアルタイム株価を日中は遮断する
第2章 バイ&ホールドが有効な理由
オーソドックスなスタイルこそが勝利への近道/大多数とは逆方向を見る/カラ売りと比較した場合の優位性
第3章 やるべきこと、やってはならないこと
予想に幅を持たせる/平均回帰を利用する/「システム1の頭脳」を封印し「システム2の頭脳」を働かせる/
時間を味方につける
第4章 長期投資で勝つための「鈍感力トレーニング」
昼間は仕事に専念する/そういうものだと割り切る/不人気株を仕込む/長期チャートで「錯覚」を防ぐ/
額ではなく率で考える/他人に頼らず、自分自身で銘柄を探す/簡単には売り抜けられないほど大量に買う/
普段から企業の情報を集める/他の投資法を理解する
第5章 長期投資は「バイ」ですべてが決まる
理想的な企業を探し続ける/大化け株の探し方/3種類の成長株への投資事例/景気に関係なくひたすら保有
する前提で買う
第6章 本物のビッグチャンスをものにする
「5のルール」=最高の5銘柄に絞る/「億り人」へのスタート/「良い勝ち」と「悪い勝ち」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニゴディー

2
精神的な面、心構えとしては良いのではないかと。2022/09/08

おかっち

2
ESP大事。2022/01/12

タケウマ

1
エナフンさんの本は毎度とても勉強になる。今回も学びが多かった。ピーターリンチの投資法は自分が目指しているスタイルそのものなのになかなか実践できない。銘柄選択や投資法は既知のものだが、本書では1章の「情報との付き合い方」と4章の「長期投資で勝つための『鈍感力トレーニング』」が精神的に弱い自分の助けになる内容だったと思う。自分と同じような悩みを持つ兼業投資家には勧められる一冊2022/01/09

ぱんぷきん

1
エナフンさんの著書第4弾。今回は心理面からの解説がメイン。率直に言うと前著である「VE投資術」の方が実践的で為になったかな。昨今の情報との向き合い方も大事ではあるんだろうけど、結局銘柄選定とかの能力がなければどうにもならないわけで、そうした能力がある人のためのプラスαの内容という気がする。少なくとも本書は初心者が中級者になるためのものではない。右往左往して中級者から上級者への壁が破れない人が読むものという感じ。巻末には前2作からの抜粋もあるが、ページ稼ぎのように思えてしまうので、こういうのは止めて欲しい。2021/12/22

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