扶桑社BOOKS<br> 鎌倉殿を立てた北条家の叡智

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

扶桑社BOOKS
鎌倉殿を立てた北条家の叡智

  • 著者名:加来耕三
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 扶桑社(2021/11発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594089603

ファイル: /

内容説明

鎌倉幕府の将軍を支える13人。頼朝亡き後の権力闘争で、なぜ北条義時は最後まで残ったのか?
壮絶な権力闘争のなか、自らの家を護り、トップへと導いた手段と策略とは?

頼朝の死で不安定になった鎌倉幕府。鎌倉殿を支えるべく結集した13人。ひとり消え、ふたり消え……。

現在の世上は、北条義時とほぼ同時代を生きた、鴨長明が自著『方丈記』の中であげた五大災厄――安元の大火・治承の辻風・福原遷都・養和の飢饉・元暦の大地震ーが一度に押し寄せたようなコロナ禍の中にある。人々は皆、片目で捉えていたはずの未来を、突然、奪われてしまった。不可抗力だった、どうすることもできなかった、との声をよく耳にする。だが、歴史の世界はいう。それでも、油断したのですよ、と。……はじめにより

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

116
NHK大河「鎌倉殿の13人」をめぐる本である。 鎌倉幕府体制の難しさがわかりやすく解説されており、面白い。この時代の各地の源氏の勢力・坂東の豪族たちの思惑が丁寧に描かれ、 新鮮に読める。時政・義時から 時宗までの 北条一族の歴史が 一望できて楽しい… そんな作品だった。2022/04/08

壱萬弐仟縁

55
BSーTBSの土曜正午の「関口宏の新しい中世史」でご登場の著者。木曽義仲を音読したら、かなり読みやすいし音読しやすいこともわかった。事業を興す以上に精神を残していくことが、後世の人々のためにも、自分のためにもなる(19頁)。日ごろから問題の芽を一つひとつみつけては摘む努力をすべきだが、組織は国家であれ企業であっても、弱小のうちは用心深いものの、図体が大きくなると神経は鷹揚になる一方で、粗雑(95頁)。プーチン見ているとそう思える。。142ー152頁を音読した。義仲の動きを知るには音読で理解したらいい。2022/09/11

かわかみ

6
2021年11月に出版された図書であり、言わずと知れた大河ドラマを狙った企画であろう。だが内容は真面目で史実に沿って創作を加えずに、弱小な地方豪族であった北条氏が鎌倉武家政権の中枢になっていった経緯を描いている。北条時政の狸ぶりや、頼朝の弟子とも言うべき北条義時の現実主義的な怜悧さを中心に、世の中の仕組みが大きく転換して行った時代に求められる出処進退や新しい発想に注意を促している。歴史に学ぶことの一つの好例と評価できる。2023/07/24

はる

2
確かに北条家はすごいと感じます。けっこう詳しく書かれていい。2022/02/19

くりたろう

0
鎌倉殿の13人2022/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18904945
  • ご注意事項