内容説明
どうして私たちは新海作品にこんなにも心を揺さぶられるのか。『新海誠展』にキュレーターとして参加した著者が、文学的視点から完全解説!新海監督語り下ろしインタビューも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かやは
5
新海作品で一番印象に残っているのは初めて映画館で観た「秒速」なんだけど(その節はありがとうございました)、一番好きなのは「雲のむこう、」なのですよ。あの装丁がやたら丁寧でページ数の多い同人誌のような内容が刺さる刺さる(笑)。「ほしのこえ」の徳間書店版DVDムックが出たとき、県内2番目の本屋の文庫担当だったんだけど、勝手に発注しまして(笑)、コミックじゃなく文庫コーナーで積みまして、売れたのなんの。中四国で一番売ったんじゃないかな。当時、すごい監督になるとは思ってたけど、まさかここまでになろうとは。2022/03/05
kenken_texas
5
新海誠作品について、映画・記事・本人とのインタビューを元に作成した文芸評論。所々にある文芸解釈は少しこういった評論に慣れていないととっつきにくいが、新海誠の映像作品がどう作られたのか、何を考えて作ったのか興味があるなら、おすすめの本です。本は監督の作品を初期から最新作まで時系列で辿るが、好きな作品から読んでも問題なく楽しめる。個人的には「どうやったら観客に伝わるか」を考えている監督の姿勢は、宮崎駿のジブリ作品にあるような「オレについて来い」的な作り方とは対照的で興味深かった。2022/01/23
keisuke
5
初めてこんな批評集みたいなものを読んだ。今まで「そんなの別に知らなくても面白ければいいじゃん」と思っていたけど、これは読んで良かった。確実に今後新海誠作品を見返した時に見方が変わる。叶うなら、コロナ禍の新海誠の思いを少しでも載せてほしかった。2022/01/04
Yushi
4
新海誠のことについて、その生い立ちから作家性などについて、周辺の知識と合わせながら理解できた。参考文献も豊富に挙げられているので、それらも見てみたい。2022/01/27
才谷
3
今や一般の人にまで「君の名は。」で名を知られているが、思い返せばデビュー作品から驚異的な映像美と個人制作の珍しさから(アニメ好き界隈では)衝撃を与えてくれた作家:新海誠の全作品を網羅した評論本。2022/02/05




