内容説明
女性として史上2人目の米国最高裁陪審判事となり、ジェンダーの平等や多様性の実現のために力を尽くしたルース・B・ギンズバーグの名言集。理知的な態度と鋭い弁舌が人気を集め、「RBG」の愛称でポップアイコンにもなった稀有なリベラル派判事の言葉は、大きな格差と不均衡を抱える社会の変革を一歩一歩進めようとした彼女の考え方、生き方を如実に示し、絶望せず着実に変化を起こしていくための勇気を読者に与えてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
圓子
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さらに自分で解釈。A.現在の反対意見は未来に語り掛けることができる。B.性差別は男女の対立ではなく人権の問題である。C.闘うことは相手を攻撃して打ち負かすことではない。踏みとどまること、少なくとも自分が享受できた良いものを次の世代にも渡すこと、受け入れがたい理不尽をやわらげることを目標にもがき始めた私の柱になる言葉。2024/02/02
ロバーツ
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アメリカ連邦裁判所判事ギンズバーグの名言集。2022/04/06
つきか
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2020年に亡くなった米国連邦最高裁判事、ルース・B・ギンズバーグさんの言葉の数々をテーマにそってまとめたものです。シンプルだけど、自ら扉を開いてきた方の言葉は力があります。 特に『相手に不快な思いをさせることなく、異議を唱えることはできます。』という言葉には、我が身を振り返って反省しました。2021/12/31