光文社新書<br> 肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか~「糖質過剰」症候群II~

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光文社新書
肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか~「糖質過剰」症候群II~

  • 著者名:清水泰行
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 光文社(2021/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334045753

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内容説明

新型コロナ感染症のパンデミックの裏には、糖質の過剰摂取が関係している。糖質過剰症候群の代表である糖尿病・肥満の人を中心に重症化・死亡の割合が非常に高いのだ。糖質過剰は血栓のリスクを高め、高血糖は免疫力を低下させ炎症を促進する。新型コロナは恐れてもコロナ太りは恐れないのは不思議だ。本書では糖質過剰摂取が新型コロナを悪化させる原因、そして数多の疾患の原因となる理由を、多くの最新研究を交え詳しく伝える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

34
タイトル通り、肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのかについて300以上の論文を交えて解説された一冊(新書の中ではかなり厚い部類)。現状、肥満者や糖尿病の人は新型コロナにかかりやすく、重症化しやすいと言われており、その原因となっている糖質過剰摂取に焦点を絞って状況や対策が解説される。糖質過剰摂取は、感染症にかかりやすい以外にも、片頭痛、認知症、腎臓病など数えきれないくらいの病気に関連しており、そのすべてのメカニズムが説明されていて非常に勉強になった。 2021/11/24

ATS

16
はじめにでかみ砕いた表現を使うことを意識したと述べているが専門用語オンパレードの猪突猛進である笑 医学や論文を少しかじった自分でも読みにくいので基礎医学を知らない素人がこれを読んで理解できるとは思えない。かといって主張している要旨はシンプルで「糖質の過剰摂取が健康に悪影響を与えてる」これだけ。対処法は糖質制限をしろということに帰結するのだがケトン体がいつも出ているような状態にするのはしんどいだろうと思う。食後の高血糖を予防するには『血糖値コントロール大全』という本が実践しやすくおススメである。2024/11/06

Artemis

7
高血糖が体に及ぼす悪影響にもっと敏感になり、体に入れるものには注意を払う必要がある。お米の値段も上がってるし、少し「糖質」に配慮したい。2025/03/31

tomtom

7
コロナに関してちゃんと論文を引用しているところは割と信用出来る。糖質過剰について研究している医師によって書かれているから、あらゆる病気の原因は糖質過剰かのように書かれ、糖質の取りすぎはやめようという気にさせられる。病気になった時によく食べるお粥やゼリー、アイスは悪化させる可能性があるらしい。制限して食事するのは難しいけど、摂りすぎないようにはしたい。2022/04/25

Asakura Arata

6
データ重視で説得力がある。自閉症の関するリサーチデータは参考になる。りんごが果糖が多く、体にあまり良くないというのは初見。2022/01/13

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