内容説明
すべてのことわざには謎(ミステリー)がある!――
「《七転び八起き》だと数が合わないんじゃない?」「《棚からぼた餅》が発生する傾きは?」「《へそが茶を沸かす》ための条件とは?」「《二階から目薬》で殺人は可能?」「《捕らぬ狸の皮算用》の見積もり額は?」「《穴があったら入りたい》ときの穴の深さって?」――普段、何げなく口にしていることわざや故事成語・慣用句だが、いざその言葉の表す意味を〈検証〉してみると、謎や矛盾に満ちたものだったり、現実にはありえないシチュエーションだったりするものがいかに多いことか。さらに、誤解に基づく事象を語源としている場合もあり、かならずしも〈真実〉をついているとは言い切れないものばかりなのである。
こうした「ことばの謎」の数々を前に、ミステリ作家・浅暮三文が立ち上がる! 時に論理的、時に妄想を爆発させて展開、単なる語源的解説にとどまらない自由な発想を駆使した、言葉にまつわる「イグノーベル」的考察を存分に楽しめる超絶エッセイ!!
目次
PART1 ことわざの謎は科学で解明できる(と思う)
PART2 ことわざの謎は歴史学で解明できる(だろう)
PART3 ことわざの謎は生物学で解明できる(のかな)
PART4 ことわざの謎は社会学で解明できる(かしら)
PART5 ことわざの謎は経済学で解明できる(はずだ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
19
ジャケ&タイトル読みした作品。ちと読みにくかった…、くどいかも。2023/01/21
エル
6
軽快な文調でことわざを科学や歴史学、生態学、社医学で解説しようとしてくれる。ことわざって確かに突き詰めて考えたらおかしい!?筆者があれこれ調べて面白おかしく読ませてもらいました。2022/02/07
warimachi
5
面白かった。こういうものを読むと、作家というのは何より調べ物がうまくないとなれないものなのだなあとあらためて思ったりする。2022/08/05
悪者みきこ
4
こういうの好きなはずなんだけど、どうも読んでも読んでも内容が頭に入ってこない。何故なのか。2022/03/28
ゆうぴょん
2
中2娘。ことわざを様々な学問的思考から解説と紹介。 面白いと思ったのは途中までで途中からややわけがわからなくなったダメな母。娘はどうだったのか?うーむ。謎2025/08/16
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