永田町動物園 日本をダメにした101人

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永田町動物園 日本をダメにした101人

  • 著者名:亀井静香【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 講談社(2021/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065260692

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内容説明

いまの永田町には、骨のある政治家がめっきりいなくなった。安倍晋三、菅義偉、小沢一郎、石原慎太郎......亀井静香が出会い、権力闘争のただ中でともに笑い泣いた、100人の政治家たち。その功も罪もひっくるめ、亀井節がバッタバッタと切り伏せる。永田町を震撼させた週刊現代の人気連載「亀井静香の政界交差点」がついに待望の書籍化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

111
亀井静香氏の人相や「日本をダメにした101人」という副題を見て、歯に衣着せぬ悪口雑言のオンパレードかと思いきや、一人一人に対する温かい視線にあふれた文章に、亀井氏のお人柄を感じる。本書は101人の政治家を紹介する体裁だが、実は、政治家・亀井静香の業績を語りたかった一冊なんだと理解する。自社さ、民国の連立政権など、義理と人情を重んずる自分だからこそ実現したんだと。信義を重視する亀井氏からすると、総裁選挙での立候補辞退の交換条件である政策協定を、いとも簡単に反故にする小泉純一郎氏は、人として許せないのだろう。2022/04/22

yamatoshiuruhashi

53
亀井静香による政治家暴露本。彼が接してきた101人の政治家たちの彼だからこそ見ることができたところが書かれている。亀井による個人評価も当然書かれているがそれは亀井をどう見ているかと言う読者によっても変わるだろう。警察官僚時代に県当局から裏金を貰ってそれを警察官への報奨金にしたり自らソープへ行ったりという様な行状も書かれているが、自民党大物政治家が自党のみならず野党政治家にも金を配っていることを当然のように書く感覚は妙なものだ。政治家には法律は適用されないのだろうか。清濁併せ呑む、のはどこまでなのだろう。2021/12/19

youmar Jr.

41
政治っていうのは、机上でやるものではない。自分が動かなくてはならない。動くとは机上だけでなく、情や、心や、全てが、白い政治ではないが、そういうふうにやっていく人がいるから、政治は、いつも家庭の中のニュースになる。2022/03/09

belalugosi6997

22
人に歴史あり、光と影、表と裏。久しぶりに厚い人情に出会った。「静香」という名前とは逆に五月蠅いが、機微にとんだ思い出話をしてくれる。多くの逸話に惚れ込んだ。昭和の政治家(戦争体験者)は凄い!特に唸ったのは藤尾正行氏、田村元氏、そして村山富市氏。タムゲンさんは日本人同士が殺し合う壮絶な決断を迫られた。「抵抗者にも言い分がある。」考えさせられる内容だった。戦後最悪の宰相と以前まで言われた村山氏だが、実は責任感の強い、男の中の男であった。藤原氏には感謝したい。おかげで言いたい事が言える世の中になった。ベスト著書2022/09/07

スプリント

16
サブタイトルの筆頭に位置してもおかしくない人が書いている奇書。壮大な自虐。 著者の財怪人とのつながりも書いてほしい。2022/08/09

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