講談社+α新書<br> 人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法

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講談社+α新書
人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法

  • 著者名:田原総一朗【著】/下重暁子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065245699

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内容説明

年を重ね自らの死を意識したとき、男と女で感じ方や備えはどこまで変わるのか。生き方の達人どうしが初対談。年々、夫や妻の気持ちがわからなくなるあなたに送る。

「妻を亡くし、もう生きていてもしょうがないと思って、青酸カリを手に入れようかと考えたこともありました」「僕は下重さんと違って、弱い人間なんです」……テレビで見せる姿と違い、87歳になってひとりで生きることの意味を見つめる田原氏。それに対し、老境を迎えた生き方について数々のベストセラーを執筆する85歳の下重氏はどう答えるか。
 定年を迎えたサラリーマンの男たちはなぜ急に弱くなるのか、夫を喪った妻と妻を喪った夫の違い、生きているうちから死後の手続きを始めることの是非、理想の最後など、高齢化社会を生きる知恵と名言が満載です。

主な発言)
誰かに求められているという実感がなにより大切です(下重)
男は定年退職しても、「元○○」なんだ(田原)
断捨離は自分の生きてきた証を捨てるのと同じ(下重)
「朝生」の放送中に死ぬのが理想の最後です(田原)
検査結果が正常値から多少はみ出しても、それがどうした(下重)
僕は自殺した西部邁の気持ちがよくわかるんです(田原)
服に気を遣わないのは、その日を真剣に生きていない証拠(下重)
やることがないっていうのは、探していないことの言い訳(田原)
開き直るのは女性より男性のほうが得意(下重)
僕は女房の骨をまだ自宅に置いてあるんです(田原)
損か得かという基準でものを考える人は、例外なくつまらない(下重)
男はね、70代になってもセックスしたいんです(田原)
人間は、昨日と今日で違う自分を見つけることもある(下重)ほか

目次

第1章 弱い男と強い女
第2章 死の準備について
第3章 老いとどう付き合うか
第4章 毎日を真剣に生きる
第5章 死ぬのはなぜ怖いか
第6章 「生涯現役」を考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

76
図書館本 下重暁子さんの名前は知りませんでしたが結構しっかりした考え方の持ち主のようですね。孤独になれているところとか断捨離は必要ないというところとか…。うちの母が色々購入しては捨てていく生活をしているので下重さんの考え方には共感しました。ただ…、遺言はちゃんと書いといたほうがいいですよ。夫婦だけならまだしも…親戚とか絡んできたらめんどくさいことになりますから。親戚の悪意からしたら夫婦の絆なんて嵐の前の塵に等しいですから。2022/10/05

juneberry

3
私が印象的だったところは、伴侶に先立たれても女性の方が長生きだと言う話から、女性は家事が死ぬまであり、コミュニティもたくさん持っている。しかし男性は会社しかないから世界がなくなると。でも、近年女性も働き出しているのでこれからは変化するのか興味あり。これからの60代は今までの人生設計と違った生き方が必要になる。今はその過渡期であると感じた。2022/12/11

Go Extreme

3
弱い男と強い女: 孤独を好きになる そのときは、そのとき 肩書のない名刺 無意味な鎧を脱ぐ 死の準備について: 思い残すことがない=つまらない 死期を悟った恩師は飲食を断った 死に方は自分で決めたい 老いとどう付き合うか: 医者任せの他力本願 身体が発する声を聞く 介護施設には入らない 毎日を真剣に生きる: 死ぬのはなぜ怖いか: 生存本能に学ぶ 自然のセル地 なぜ宗教が力を失ったか 「生涯現役」を考える: ご隠居の役割 誰も教えてくれなかった2022/05/30

fukui42

2
寝る前に。私の親世代のお二人。そういう思いなんだなあと。ただ終活や片づけは、しておいた方が。誰かに後片付けをしてもらうことになるんだから。2023/07/15

神谷孝信

2
両者の死生観、目指す方向性等の違いが良く分かり、面白く読めた。32022/02/16

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