内容説明
千葉県は、東京都に隣接しており、千葉県ならではの個性や県民性を想像するのは難しい。千葉県民という特徴がなく「千葉都民」といった方がよいのでしょうか・・・ 。本書は、千葉県在住の著者が実際に千葉各市を歩いてみることによって、この地域及び住民にどのようなアイデンティティがあるのかを考えてみたものです。
(※本書は2021/3/26に発売し、2021/11/11に電子化をいたしました。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KF
10
千葉県民にとって県の面積は広い。東部の北総、南部の安房等ある程度印象付けられた地域もある。一方で本書に描かれた東葛地区の認識はかなりあまいか?掘り下げると九つの市其々に特徴があり、ともすると県民が一纏めにしかねない各市毎に特徴を色分けする事が出来ていた。野田市の県外通勤率が県平均より低い13%、とか元々漁業地区だった浦安市には現在も魚山物店が案外あったり元々言葉使いが特徴的だった点も印象的。九つの市が一纏めではなく其々に特徴付けられる見方が面白かった。敢えて言えば各市の地図を掲載されていれば読み易かった。2021/07/06
くらーく
4
ブログ向きの本ですね。著者の年齢が書いていませんが、結構高齢者なのではないかと。それでいてラーメンをペロリと平らげたりして。 2025/01/10
ああああ
2
千葉県は、兎角東京の郊外という位置付けで語られています。これは鉄道の高速化や日本住宅公団等による住宅団地の造成が進行した一九六〇年代からではなく、江戸時代からでしょう。 武光誠『県民性の日本地図』(二〇〇一年)は、千葉県を含む南関東が早い時期から江戸文化圏の外れといった位置をとるようになった理由として、江戸周辺の譜代大名は小大名が多く、また、江戸への中央志向が強く、独自の地域色が生まれる余地が少なかったことを挙げています。42024/08/04
-
- 電子書籍
- ルビー・オンザ・ケーキ ―人喰い魔女の…
-
- 電子書籍
- イイカラダ 別フレ×デザートワンテーマ…
-
- 電子書籍
- 最後の雷撃機-生き残った艦上攻撃機操縦…
-
- 電子書籍
- 週刊ダイヤモンド 03年2月15日号 …