矩計図って何なん!? よくわからないんだが・・・

個数:1
紙書籍版価格
¥2,530
  • 電子書籍

矩計図って何なん!? よくわからないんだが・・・

  • ISBN:9784274227639

ファイル: /

内容説明

これまでの住居の成り立ちを「進化」と捉え、竪穴住居から現代住居までの架構のしくみや部位ごとの進化を楽しく学ぶ!
 いまも昔も建築を学ぶ人たちを惑わせる、やっかいな存在「矩計図(かなばかりず)」。学校やSNSには学生たちの嘆きが日々聞こえてきます。本書は、そんな初学者を対象に、予備知識ゼロでも住宅の原理やしくみを感覚的に掴めるようになることをめざした本です。
 現代の住宅は、壁の中にもさまざまな種類の材が幾重にも層になっており、とくに現場や実務を知らない学生たちにとっては、複雑でわかりにくい印象は否めません。そこで、まずこれまでの住居の成り立ちを「進化」と捉え、縄文時代の竪穴住居から現代住居まで、架構や材料、部位ごとの進化を項目立てて解説しています。これを読めば、矩計図を描くための下準備がバッチリ整ってしまう、そんな本に仕上がりました。
 好評既刊『矩計図で徹底的に学ぶ住宅設計』の著者陣が贈る、シリーズ第4弾です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

19
設計建築の全てが凝縮されている図面である「矩計図(かなばかりず)」を理解するための入門書です。製図的な手順を解説するのではなく、住居の成り立ちに目を向けて「進化」の過程を追っていくことで建築の原理を掴むというコンセプトなので、第1章の「いえのはじまり」は、モグタンとお姉さんがいない『まんがはじめて物語』的な感覚で楽しめます。目的はあくまで「矩計図を理解すること」であり、日本の伝統的な住宅だけを取り扱っているので、レンガ造りや石造りについては触れていません。2021/12/17

じじちょん

2
矩計図ってなんだろうと思って手に取った本。建物の縦方向の断面図。大まかに高さや寸法を出す建物の設計図の事だった。 建築科の先生方が初学者でもとっつきやすいようにと編集した本なので入門書としてはかなり分かりやすい。 縄文時代の竪穴式住居から住宅の構造について解説している。基礎や壁、筋交いの役割が分かりやすく、時代とともに変化する建材についても言及。 最後に竪穴式住居~町家~現代住居の矩計図をなぞるドリルもついている。2022/01/08

助作

1
日本の建築は竪穴式住居からなんだなと改めて実感。言われてみればそうなんだけど体系的に取り込まれているとは思わなかった。日本の在来工法を時代をおって解説しており題名の通り「矩計図って何なん!? 」をキチンと答える形になっていると思います。2023/02/04

Sho-san

0
木造住宅の柱の建て方、組み方など基本的なことがわかる2024/01/31

呼吸器内科医K

0
22-028★★★☆☆リフォームの際に見ていた図面のことを「矩計図」と呼ぶらしい。また、モルタルとか、梁とか、基本的用語も知らなかった。基本が凝縮されていておもしろかった。図に対して説明が少ないので、逆に初学者には難しかった。2022/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18828619
  • ご注意事項