内容説明
最後の十七年間を支えた著者が、健さんの肉声を元に綴る、出逢い、二人の生活、撮影秘話……初めて明かされる素顔。
「僕のこと、書き残してね。僕のこと一番知ってるの、貴だから」
2014年11月に永眠した孤高の映画俳優・高倉健には、最後に愛した女性がいた。
共演者や監督との思い出をはじめ、日々の食事からこだわりのお洒落まで――
人知れず17年間をともに暮らした著者が、ヴェールに覆われた銀幕スターの素顔を綴った貴重な手記。
※この電子書籍は2019年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
1
まったく覚えていませんがw高倉健さんは映画の撮影が終わるとよく精神のリセットのため海外旅行をしていたそうで、87年に怒髪天の”エイズ死亡報道”があった時は海外で一時的に事務所とも連絡が途絶えていたための大騒動だったそう。コレがあったからなのか、以前からなのか私生活は一切公開されていませんね、ですが高倉健さんが離婚後長い間再婚されていないのとその雰囲気からして…そういうこともあるかも~と思いましたが…実際はカノ女(著者)と17年も同棲しつつ後に養女し莫大な遺産を遺されているそう…ふーん。ウラヤマ2022/06/11
あざすたしあ
0
噂の養女が著書の高倉健との思い出本。 巻末にたくさん載っている、健さんのひとこと映画評みたいなところがとても面白い。ちょっと違うかもしれないけど、それぞれの作品への愛や思いや「こんな役やってみたい」という俳優としてのコメントなどどれも生き生きしている。ニューシネマパラダイスのキスシーン畳みかけの活字版みたいな感じだったな。 2021/11/15
たっちゃん
0
高倉健の養女が書いた本 法的には養女だけれど、実質的な最後の伴侶である。 相続問題などで養女ということにしたのだろうが、年の差は親子ほどあるものの真摯に高倉健に尽くし、彼の人となりをつぶさに理解し、二人で暮らした日常を丹念につづっている。 そんな高倉健が本当にうらやましい。 2023/08/01
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