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内容説明
立地を見れば歴史がわかる!
地形と古地図で知る日本のなりたち
ベストセラー『地形と日本人』著者による歴史地理学入門第2弾! 中世から近世の日本地図には何が描かれていたのか。都が北へ、内陸へと移動したのはなぜか。城郭が時には山の上に、時には平地に築かれた理由。
どのようにして城下町が成立し、どのように都市が水陸交通と結びついていったのか。地形図や古地図、今も残る地形を読みながら、私たちがたどってきた歴史の底流を追う。
目次
【目次】
はじめに
第1章 国土をどのように認識してきたのか--日本図を読む
第2章 宮や都が遷したのはなぜか
第3章 古代・中世の山城と平地の居館
第4章 城はなぜ山から平地に移動したのか
第5章 都市はどのように交通と結びついていたか
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
112
昔の人は日本地図など知らず、住む場所とその周囲しか知らなかった。そのため権力者は少しずつ地理や地形を調べ、支配に適した場所に本拠地を置いて交易を行い勢力範囲を広げていった。範囲の変化に伴って新たな屋敷や城が築かれ人が集まり町ができる上で、当然ながら守りやすく住みやすく水陸の便が良い土地が求められた。古代に遷都が繰り返され、中世から戦国期に山城が作られ、政治の中心となる平城へ移るプロセスを規定した地形と地理こそが日本の歴史を左右した。そんな島国だからこそ、今日まで至る日本の国民性が形成されたのかもしれない。2022/09/23
Eddie
3
せっかく地図があるのに小さくて読めないし、地理的内容というよりは歴史メイン。 期待していたのとはちょっと違ったかな...。2023/01/21
るぅ
2
ブラタモリ的なマニアックなものを想像してたんだけど、想像以上に地理色より歴史色が濃く、地形に関しては基本的なことしか書かれてなくてちょっと残念。もう少し地形を掘り下げて欲しかった。2022/06/29
たかぴ
2
戦乱期での山城での防備性の高さから、江戸時代での流通、利便性に優れた平城への以降は地形、地理に現れ、現在からも窺い知る事が出来るなー。2022/06/09
marsh
2
大化の改新の中大兄皇子(天智天皇)が百済をめぐる戦乱に出兵し敗れたことから、いくつかの逃げ城を建設し更に難波宮から内陸の琵琶湖畔に設けた大津宮に遷したが、政治機能は天皇の宮に集中していた訳でなく外交は瀬戸内海に面した難波に、政治機能は主要豪族のいた飛鳥などにあり、分散化されていて天武天皇の時に政治中枢を一元化する構想を持ち持統天皇によって藤原京への遷都になった。こうしたエピソードなど歴史を地形から洞察した歴史地理学的一冊。2022/02/12
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