内容説明
たくさんの観光客、住民の幸せ、持続可能という矛盾しがちな課題を、どうクリアするのか。観光大国カナダの事例にヒントをさぐる。
新型コロナウイルスによるパンデミックで、観光業は壊滅的な打撃を受けている。しかし観光業はこれまでもさまざまな逆境に直面し、それを乗り越えてきた。そもそもコロナ直前にも観光業はオーバーツーリズムに見舞われ、問題は山積みだった。コロナ終息後に観光客は戻ってくるだろうが、回復後の観光業はコロナ前とは違った形を目指さなければならない、と著者は説く。
「観光客がたくさん訪れる」「住民が幸せになる」「持続可能である」という矛盾しがちな課題を、いかにしてクリアしていけばよいのか。本書は、世界から愛される観光大国カナダで実際にあった8つの事例を紹介し、これから観光業をどのように立て直していくべきかを考えるヒントを示す。
目次
はじめに
1章 フォーゴ島
見捨てられた島が、世界の心をつかんだ
2章 バンフ
世界的リゾートを生んだ、究極の選択
3章 ケープ・ドーセット
イヌイットが、アートと観光の融合に挑む
4章 チャーチル
ホッキョクグマと生きる、世界に一つの観光
5章 バンクーバー
幸せな暮らしこそ、最高の観光資源
6章 ハイダグワイ
伝統を守り抜く、立ち入らせない観光
7章 オカナガン
ブドウの木を燃やした、農家の覚悟と挑戦
8章 プリンスエドワード島
カナダ流のおもてなしの源は、地元を大切にする心
あとがき
巻末写真
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