SB新書<br> 発達障害という才能

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

SB新書
発達障害という才能

  • 著者名:岩波明【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • SBクリエイティブ(2021/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815607036

ファイル: /

内容説明

新時代を切り開く才能と発達障害の特性

オードリー・タンやイーロン・マスクといった、閉塞した社会を打ち破っていく才能の持ち主や、天才と呼ばれる芸術家、歴史上の偉人たちの中にも、発達障害の傾向がみられることが多いという。「過剰集中」や、「マインド・ワンダリング」という特性が、創造性が必要とされる仕事を成し遂げるにあたって、大きな力を発揮するというのだ。では、どのような環境でその能力が開花したのか。その秘密に迫っていく。

『テルマエ・ロマエ』などの作品で知られる
ヤマザキマリ氏との対談も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

56
本書が発達障害、殊にADHDについての事例を多く扱っていることから、自分に参考とすべき点はないかと再読する。人生終盤戦!に掛かった自分にとっては、古今東西の偉人・天才の事例は楽しい読み物の枠を出なかったが、ADHDの特性にも関わるマインド・ワンダリングやアイデアビルディングの話は、人生あの折の言動はこんな特性が働いていたのかも?等と意味づけることもでき、興味を引かれた。昔に比べると、ITの発達等ADHDの子どもにとっても良い!時代になりつつあるが、彼らの特性を理解し受け入れていく義務が我々にはあると思う。2023/10/07

tamami

46
流し読みの一冊。以前同じ著者による発達障害を扱った本を読んだことがあり、同工異曲を味わう感覚で読む。発達障害ではないかと思われる古今東西の人物に焦点を当て、それ故の悩みや強みが人生にどのような影響を与えたか、具体的に記している。以前に比べて最近では発達障害、ことにADHDについての理解が進み、企業活動などにおいても発達障害者を如何に生かすかなど、前向きな説明がなされている。余談ではあるが、自分は典型的なADHDを自認しているので、本書を読み納得する点が多かった。若い内に本書に出会っていたら…の思いも強い。2023/05/29

糜竺(びじく)

19
​精神科医の岩波明氏は、発達障害の特性を「才能」と再評価。イーロン・マスクなどの異才の「過剰集中」を分析し、その力が社会に変革をもたらすと論じています。多様な特性を活かせる社会の必要性を訴える一冊でした。発達障害は短所にも長所にもなりうると感じました。 2025/11/06

たんかれ~

18
世に言う異才の人は発達障害と呼ぶ症状を併せ持つ人が多い。日本では北斎、小栗上野介、似鳥昭雄、三木谷浩史など。世界ではダヴィンチ、モーツァルト、ピカソ、エジソン、ジョブズ、イーロンマスク、オードリータンなど。言うまでもなく彼らは社会の閉塞を突破する原動力を持つ。故に時代と共に社会が飛躍するためには彼らは必要。これは特性であり多様性であり、正常と異常を分けるものではない。だから障害というワードは不適切であると自分は思います。>2021/11/24

マー兄

17
過集中とマインドワンダリングが、創造性につながっているという事が、嬉しく思います。ヤマザキマリ先生と岩波明先生の対談も面白かったです。その中で、スティーブ・ジョブズのような突出した人間を受け入れる環境が、日本にもできればいいと思います。と書いていて、そうなれば、今の閉塞した状況も打破できるし、もっと活気が、日本に出てくると思いました。2025/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18593559
  • ご注意事項

最近チェックした商品