ハヤカワepi文庫<br> ウエスト・サイド・ストーリー〔新訳版〕

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ハヤカワepi文庫
ウエスト・サイド・ストーリー〔新訳版〕

  • ISBN:9784151201011

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内容説明

少年ギャング抗争の間で生まれた、禁じられた恋。伝説のブロードウェイミュージカルのノベライズを、新訳で刊行。解説/大串尚代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なる

31
ミュージカルとして有名すぎるほど有名な、そして映画にもなっている作品だというのにストーリーをロクに知らず、なんか敵対するグループの男女が恋するロミジュリの現代版ライクなやつでしょ? とタカを括って読み始めて唸る。見事な青春小説。もちろん根底には対立するグループ同士の抗争、それもニューヨークの下町の実情を切り取った割とリアルだろうテーマがあるのだけれど、片方のグループでかつてリーダーだったトニーの抱えてきた苦悩がひしひしと伝わって切ない。日本の不良漫画って本作あたりの要素を上手く含んでいる気がする。2022/09/12

Viola

5
本当にプロットがほとんどロミジュリだった。カタカナ名まじで覚えられない問題も、とりあえずどっちの陣営のメンバーなのかがわかれば問題なかったし、面白かったです。2021/12/11

franz

2
小説の元となっているミュージカルの音楽しか知らなかったので、読んでみて良かった。 “おれたちは、生きて、愛して、死ぬっていう人生をもう終えてしまった。そのすべてがあっという間だった” はっきり言ってそのどれも経験していない自分からすれば、短くて不幸な一生でも、そういう実感を得られた主人公が羨ましい。2023/02/09

のん

0
ニューヨークの若いストリートギャングの抗争。対立し合うグループに身内をもつ二人の恋愛。ロミオとジュリエットが元になっているという。まさに.2023年の今でも、現実味のある内容.ギャンググループから抜け出し生き方を変えていく様子は、心を打つ。層の違う域に行きたい、と強い思いと行動。その行動なしには、域を変えられない。自分への戒めのような気持ちを持った。ミュージカルを見る前に読んでおきたくて、読んだ.読んでよかった。2023/07/15

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