超生物学―次のX - 私たちがいま手にしている細胞工学

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超生物学―次のX - 私たちがいま手にしている細胞工学

  • 著者名:谷内江望【編】/谷内江研究室【著】
  • 価格 ¥4,290(本体¥3,900)
  • 株式会社羊土社(2021/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 1,170pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758122528

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内容説明

実験医学誌の好評連載を単行本化.ゲノム編集を嚆矢とする革新的バイオテクノロジーと,1細胞技術・情報工学が融合し,今何が起きているのか.研究者たちの大胆なビジョンが変えてしまう新時代の細胞工学を知る.

目次

はじめに

第1章 ゲノム編集 バイオテクノロジーの新たな主人公
第2章 細胞レベルで個体発生を追跡する
第3章 シングルセル解析にみるDNA バーコードの威力
第4章 DNA バーコードによるテクノロジーの連結
第5章 DNA シークエンシングで細胞内分子ネットワークや空間情報を取得する
第6章 DNA に人工情報を記録する
第7章 メモリードライブのようにふるまう細胞の開発
第8章 細胞の中に論理回路を作る
第9章 RNA を用いた分子センサープログラミング
第10章 遺伝子回路による生体モニタリングデバイスと次世代がん免疫治療法
第11章 進化生物学と発生生物学
第12章 進化生物学が触発したバイオテクノロジー
第13章 生命ネットワーク情報を利用した知識の統合
第14章 生体空間を捉えるイメージング技術
第15章 細胞レベルに情報を粗視化して空間を捉える
第16章 生物に情報記録マシンを仕込む 私たちの次のX

付録1 本書に登場する研究グループ
付録2 本書に登場する研究グループ(主宰者)相関図

参考文献

おわりに

発行に寄せて
生物学を超えるとは
チーム谷内江,会心の「超生物学─次のX」

索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aoura

2
職場で購入してもらった本。直近5年で興隆し、向こう5年で普遍的に扱われるであろう技術群を解説する。CRISPR-Cas9はもはやルーチンだが、合成生物学に携わる人間として「細胞の中に論理回路を作製する」という話題は深堀りしておきたいもの。CAR-T治療のSUPRA CARのコンセプトは、分子をメカのように扱う観点から示唆に富んでいると思われる。個人的に興味を抱いたのは、細胞内のイベントをDNAに記録する「DNAイベントレコーダー」のコンセプト。生物学の未来に思いを馳せたくなる一冊。2022/05/14

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