内容説明
ペガサスやドラゴンなど伝説上の生物は実在しうるのか!?
古生物や現代、未来の生物を解説する人気サイト「古世界の住人」の管理人で、『カメの甲羅はあばら骨』の著者が本気で考察する、誰もが知ってる伝説の動物・23体の進化。
動物の進化や骨の骨格なども学べる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
86
分類388。伝説動物を骨格や進化からみて、実際はどんな姿なのかを想像する[PART1:爬虫類からっ進化した]西洋ドラゴンは肋骨が翼になった。東洋の龍は胴長のワニ[PART2:哺乳類から進化した]ユニコーンはスマートなサイ。ツチノコはヘビのようなネズミ[PART3:人類の進化を秘めた]人魚は胴長短足の人[PART4:6足動物へと進化]シーラカンスをイメージして、中足ができる。ペガサス、ケンタウロス、グリフォン、三本足のアマビエは希少動物▽「リアル」とは言えないけれど、なかなかインパクトのあるイラスト。2023/01/13
Book Lover Mr.Garakuta
18
【図書館本】【速読】:架空世界の生き物の生態解説本。もう少し突っ込んだ方がより面白くなるのではと思う。2021/11/14
魚京童!
15
現実に置き換えていくと、骨格的に、進化論的に無理があるようだ。創造だから、骨格を無視した姿だから創造できる。絵に起こすことができる。細部を省くことができる。こういうものはAIがどこまで肉薄できるのだろうか。創造はできないのだろうか。外側からだけを見て内部を創造したりすることができるのかが問題だと思う。2024/04/13
マイアミ
10
★★★★ 翼と手足を持つドラゴンは昆虫から進化したとばかり考えていたが、ドラゴンの翼は肋骨から生まれた、もしくは六足動物から進化したという。なるほど確かにその方が辻褄が合うなと感心してしまった。このようにドラゴンを始めとして空想上の動物をちゃんとした進化の観点から説明しているのが面白かった。骨格を描いている図式は本当にそうなっているのだと思えるほどリアリティがあった。伝統の動物について考えることで似たような動物の進化も自然学べてしまうところもいい。2022/09/03
ふう
9
面白かったんだけど…うーんなんとなく微妙。読みながらそれが実在のものなのか想像上の生き物なのか、なんかごちゃまぜになってしまった。これきっと私が実在の生き物の骨格や進化により興味があるからだろうな。まあ仕方ない。残念。2022/08/17