- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
菅政権発足以来、デジタル庁が創設され、行政のデジタル化が進められている。また民間企業においても、コロナ禍の拡大を防ぐためにリモートワークの機会が増え、ビジネスパーソンはPC、タブレット、スマホなどを多用する「新しい仕事の仕方」、いわば「デジタル仕事術」を余儀なくされていると言っていい。逆に言えば、機械に弱いビジネスパーソンは、これからどんどん取り残されてしまうだろう。他方、本書の著者・髙橋洋一氏は、財務省(旧・大蔵省)在職時代より機械に精通し、「デジタル」という言葉が人口に膾炙する前から、データ分析やプログラミングを行ってきた。最近では、大学の授業や書籍の対談などもオンライン会議ソフトのZoomを駆使。その対談も、タクシーの中からスマホで行ったという。必然的に、仕事場やオフィスもペーパレス化が進み、仕事の生産性は確実に高まっている。著者の「デジタル仕事術」は、世のビジネスパーソンにとって参考になること大なのは間違いない。本書では、その仕事術の全貌を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
d2bookdd
19
報告のメインとなる図の裏には綿密な各種データの確認があること、私も充分では無いので、今後、心掛けよう。また、上司への報告は手短に!上司は、先々、誰が何に詳しいかがわかれば良い。2022/09/10
みき
18
個人的に天才だと思ってる高橋洋一さんの仕事術に関する本。基本的にはスマホの連動とパソコンなどとの使い分けがキモ、なんだけどExcelのグラフの作り方等少し自分のイメージと違うところまで踏み込んでいるのが印象的な本。 高橋洋一先生をオードリー・タンに準えるのは褒めすぎですかね?2021/05/31
paluko
6
一次情報にあたり、それを図表化する技術の重要性がよくわかった。そしてニュースダイエットはいくらやっても害にはなりそうにないということも(新聞etc.はよくて二次情報、下手をすると三次情報だから)。それはいいとして、時に割り切りすぎる文体で例えば「『ストーリーありき、ていへんだ、一つのみで煽る』のがマスコミの特徴」(170頁)など、他にも随所に上から目線、自分アゲと思われかねない記述があり、筆禍舌禍事件を起こしそうで他人事ながらヒヤヒヤする感じもあり。情報リテラシーの基本的な考え方を知るには有益な一冊。2023/11/26
まる@珈琲読書
4
★★★☆☆ ■その通りだよね、という内容。だいたいできているかなと安心。グラフと統計はもう少し意識的に使いたい。2021/05/11
さーふアザラシ
3
グラフで数字を読む。同期したiPhoneを2台ですべてこなす。アメリカを基準に日本、他国と数字を比較して検討する。logなどの数式、パソコン10台、プログラミングを使う。マスメディアは数字で分析できない。4h★52024/01/26